矢野経済研究所、スポーツ用品産業の市場調査結果を発表
2007年版スポーツ産業白書
◆調査要綱
・矢野経済研究所では次の調査要綱にてスポーツ用品産業の市場調査を行なった。
1.調査対象:スポーツ用品メーカー、同卸売業、同小売業を中心に、スポーツ用品群別に代表的な企業(約450社)を抽出し、調査分析を行った。
2.調査期間:2006年11月1日~2007年2月15日
3.調査方法:アンケート調査および弊社専門研究員による面接・電話取材調査。
◆調査結果サマリー(スポーツ用品出荷市場の現状-2006年見込、2007年予測-)
■2006年の国内スポーツ用品市場(メーカー出荷額)は、2005年比101.2%の規模1兆1,939億4,700万円での着地を見込む。市場は緩やかではあるものの2年連続のプラス成長を果たした。
■分野別では、基幹分野である大型レジャーの「ゴルフ」「ウインター(スキー、スノーボード)」が依然、苦戦状況にあるものの、「ウエルネス」分野の成長が市場をリード。またライフスタイル分野の拡大で「アウトドア」「アスレチックウエア」「スポーツシューズ」も一般への普及がより進み、これもプラス成長に大きく貢献。
■ただし各流通段階においては、特にライフスタイル分野の拡大をリードしている大型スポーツチェーン、大手靴チェーンの出店が加速度的に進む中で、過剰供給も散見されており、小売段階においては「モノ余り」「競争激化」による乱売、デフレスパイラルが懸念される状況にある。
◆資料体裁
発刊日 : 2007年2月28日
体裁 : B5版713頁
定価 : 141,750円(本体価格:135,000円)
○株式会社矢野経済研究所
所在地 : 東京都中野区本町2-46-2 代表取締役社長:水越孝
設立 : 1958年3月
年間レポート発刊 : 約250タイトル
URL : http://www.yano.co.jp/
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)