NTTレゾナント、「goo」のweb検索で専門情報を同時に検索できる機能を拡充
「goo」のウェブ検索サービスに専門情報検索機能を統合
~ウェブ検索サービス上で分野別専門情報が検索可能に~
NTTレゾナント株式会社 (*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才 博美)は、本日、インターネットポータルサイト「goo」(*2)のウェブ検索サービスにおいて機能強化を実施し、ウェブ検索サービス上で、「コンビニ情報検索」「レシピ検索」など、検索キーワードに関連する分野別専門情報を同時に検索できるようになり、ウェブ検索結果ページ上から、ユーザが求めている専門情報により簡単にたどり着くことが可能になります。
1.背景
人気が高いジャンルの検索キーワードの場合、検索結果ページの上部に表示されるのは大規模な専門サイトのトップページであることが多く、ユーザはウェブ検索結果から専門サイトのトップページに移動し、更にその中で目的に応じた個別の情報を探す、という手順を踏む必要がありました。
一方、レシピなどの専門的な情報を検索する場合、「ハーブ レシピ」といった複数語での検索や、一般にロングテールと呼ばれるような幅広いジャンルのマイナーな検索キーワードによって目的の検索結果にたどり着くことができる場合が多く、適切な検索キーワードを思いつくことが難しい場合や、リンク先のページ内容が専門的であるため該当情報を探し出しにくい場合もありました。
そうした状況に対し、「goo」では、専門的な情報の検索の中でも特に検索ニーズの高いジャンルについて、ウェブ上から該当情報を自動的にピックアップして解析し、求められる情報を分かりやすく提示する分野別専門検索サービス「バーティカル検索」を提供することで、目的の分野の情報を簡単に探し出すことを可能にしてきました。今回の機能強化では、ウェブ検索において、入力されたキーワードによる「バーティカル検索」の結果をウェブ検索結果ページ内に同時に表示することにより、専門情報をより簡単に探し出すことが可能になります。
2.サービス概要
(1)検索方法
ウェブ検索において、「ゲーム」、「映画名」、「コンビニエンスストア名」、「レシピ 材料名」の各ジャンルに関連する検索キーワードが入力された場合、適合したジャンルの「バーティカル検索」の結果の上位最大3件を、ウェブ検索結果ページ内に関連画像付き(※一部画像が表示できないものもあります)で表示します。
「バーティカル検索」の検索結果をクリックすると、直接該当のウェブサイトに移動するため、欲しい情報を即座に入手することができます。また、「バーティカル検索」の結果をさらに閲覧したい場合は、「『(各バーティカル検索名)』をもっと見る」のリンクをクリックすることで、該当する「バーティカル検索」の結果ページに移動します。これにより、特に検索ニーズの高い専門的なジャンルにおいては、ウェブ検索における検索行動の利便性が大幅に向上します。
(2)検索対象について
これまで「バーティカル検索」として提供してきた、「無料ゲーム検索」、「映画試写会情報検索」、「コンビニ商品情報検索」、「gooグルメ&料理」のレシピ検索の4ジャンルを新たな検索対象とし、ウェブ検索結果画面内に表示します。
(3)「バーティカル検索」について
平成18年8月より、「gooラボ」上でトライアルとして提供してきた「バーティカル検索」は、実験期間を終了し、本年1月31日より、個別にサービス展開しています。これら各専門情報検索サービスは、本日以降ウェブ検索サービスからもご利用いただくことができますが、下記のURL、または「goo」トップページ上部にある検索切り替えメニューからも各サービスを利用いただくことが可能です。
・「無料ゲーム検索」 http://v.search.goo.ne.jp/freegame/
・「映画試写会情報検索」 http://v.search.goo.ne.jp/preview/
・「コンビニ商品検索」 http://v.search.goo.ne.jp/convenience/
・「gooグルメ&料理」のレシピ検索 http://gourmet.goo.ne.jp/recipes/
※「バーティカル検索」各サービスの「goo」トップページからの利用方法
→「goo」トップページ上部 検索切り替えメニュー右端 「more」をクリック
→「goo」の検索サービス一覧ページから該当の「バーティカル検索」サービスを選択
(4)OpenSearch規格のAuto Discovery(*3)に対応
各「バーティカル検索」の検索結果ページにおいて、OpenSearch規格のAuto Discoveryに対応します。本機能は、各「バーティカル検索」サービスを利用した際に、簡単な操作で「Windows Internet Explorer 7」及び「Firefox 2」の検索窓に「goo」の検索プラグインをインストールすることができます。これにより、ブラウザの検索窓から「goo」の各「バーティカル検索」を即座に利用することが可能になります。
3.今後の展開
NTTレゾナントでは、検索ニーズの高い他の分野についても、特定ジャンルに関する専門検索への積極的な取り組みを推進すると共に、「goo」のウェブ検索サービスにおいて、今後も利用者の動向にいち早く対応した新機能や機能強化を実施してまいります。
以 上
【 本件に関するお問合せ先 】
NTTレゾナント ポータル事業本部
E-mail:pr@nttr.co.jp
《 補足 》
(*1)【 NTTレゾナント 】 http://www.nttr.co.jp/
NTTレゾナントは、平成16年4月1日、インターネットポータルサイト「goo」や、独自のEラーニングサービスを提供するNTT-Xと、ブロードバンドコンテンツ提供サービス「BROBA」や、映像会議サービス等のパッケージサービスを提供するNTT-BBの事業を統合し、営業を開始しました。
NTTグループのブロードバンド事業のアプリケーションサービスとして、国内最高レベルの検索機能を有する「goo」を、ブロードバンド時代をリードするポータルサイトとして強化・発展させるとともに、操作性に優れた高品質な双方向映像コミュニケーションサービスを先導的に開発・提供するなど、インターネットユーザの幅広いニーズに応える利便性の高いサービスを実現します。
(*2)【 goo 】 http://www.goo.ne.jp/
NTTレゾナントが運営する『goo』は、1か月あたり約3,520万ブラウザ※からのアクセスを有する、日本を代表するインターネットポータルです。 サービスの中核である「検索サービス」ではWebページの検索サービスのみならず、辞書や地図、その他各種実用情報などの多彩且つ膨大なデータベースの検索サービスを提供しています。 また、併せて「コンテンツ」「パーソナル便利ツール」「コミュニティサービス(約 785万会員)」等の幅広いサービスも提供しています。 また、それらサービスへのアクセス者数を背景として、国内屈指のネット調査サービス「gooリサーチ」等を、主に法人向けに提供しています。
※2007年1月の弊社ログシステムより、『goo』へのアクセスデータから、当該期間中にアクセスされたユニークブラウザ数をカウントし算出。
(*3)【 OpenSearch規格のAutoDiscovery 】
米Amazon.comの子会社であるA9.comが提唱する検索結果を利用しやすくするための標準規格です。RSS2.0の上位互換にあたるXMLベースのフォーマットです。
参考URL:http://OpenSearch.a9.com/spec/1.1/description/#autodiscovery