アマノ、コクヨや電子公証と「@Tovas セキュアードサービス」提供で提携
コクヨ・日本電子公証機構と業務提携
「@Tovas セキュアードサービス」にアマノタイムスタンプ採用
~J-SOX法・内部統制下の監査証跡の証明にもタイムスタンプが有効~
アマノタイムビジネス株式会社(本社:横浜市港北区、社長:内藤隆光、以下「アマノ」)は、アマノが提供するアマノタイムスタンプサービスが、コクヨ株式会社(本社:大阪市東成区、社長:黒田章裕、以下コクヨ)のJ-SOX法・内部統制下の各種要件に対応した「@Tovas(あっととばす) セキュアードサービス」に採用され、コクヨ及び株式会社日本電子公証機構(本社:東京都墨田区、社長:澤井壽一、以下「電子公証」)と「@Tovas セキュアードサービス」提供に関する業務提携を行いました。
「標準時配信監査サービス」と「時刻認証サービス」を提供しているアマノは、このたび国際標準規格(ISO/IEC18014、RFC-3161)、JIS規格(JISX5063-1)に準拠した『アマノタイムスタンプサービス3161』で、(財)日本データ通信協会の「タイムビジネス信頼・安心認定制度」の第一号認定(SD0001)を取得しています。
この『アマノタイムスタンプサービス3161』によって、信頼のおける第三者による電子データの存在証明(その時に電子データが存在した)と完全性証明(その時から電子データが改ざんされていない)の2つの証明をタイムスタンプサービスで行うことができます。
今回、コクヨのASPサービス『@Tovas』に『アマノタイムスタンプサービス3161』が採用され、コクヨ・アマノ・電子公証の3社の業務提携により『@Tovas セキュアードサービス』として、J-SOX法・内部統制下の各種要件に対応できるようになりました。
アマノは平成14年10月からタイムスタンプサービスを開始。タイムスタンプサービス業界の草分け的な存在として、現在、国際標準規格(ISO/JIS規格)に準拠した『アマノタイムスタンプサービス3161』は官民を問わず利用されており、アーカイブされた電子データの安全性の確保や保存期間の証明に欠かすことのできないセキュリティサービスとなっています。
●『@Tovas セキュアードサービス』の詳細について
『@Tovas セキュアードサービス』は、現在コクヨが提供している『@Tovas・ファイル往復便サービス』に、アマノが提供する『アマノタイムスタンプサービス3161』と電子公証が提供する『電子認証(iPROVE)と電子公証サービス』を自動連携させたものです。
外部サーバーや機器を一切導入することなく、例えば、発注書などの電子伝票関連データファイルに「タイムスタンプ」と「電子署名」を自動付与し、第三者証明と長期保存、原本性と事実性の検証が可能となります
また、証明内容と範囲は従来のアクセスログや操作ログなどの記録にとどまらず、ファイル(文書)やファイル間の関連性も含め、その時行われた「情報授受行為全体の証跡証明」が実現されます。
●コクヨASPサービス『@Tovas(あっととばす)』について
『@Tovas』は、コクヨが平成16年7月に開始したASPサービスです。
利用するユーザーはハードやソフトを購入する必要なく、契約後からサーバー機能を利用することができます。これにより、パソコンで作成したデータを、高品質なFAXとして直接ペーパーレス送信することや、重要かつ大容量データの受け渡しをセキュリティが確保された状態で行うことが可能になります。
また、「情報トレーサビリティ(=情報の授受に関する足跡管理)」の確保がわかりやすく実装されており、@Tovas空間を経由して送受信された伝達事実(いつ、誰が、何を、どのように送ったか、それは受信されたかどうか)が、第三者機関での電子公証対象として証明可能になっています。
既に今年6月現在で150社以上(利用者数2,000人以上)の企業が契約・利用しています。
(※ 以下、詳細は添付資料を参照してください。)