野村総研、サービスデスク業務支援ツール「CONTACT CAF SP Ver.2.1」を発売
サービスデスク業務支援ツール「CONTACT CAF SP Ver.2.1」を発売
~IT全般統制対応のための「職責別権限設定機能」などを追加~
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、社長:藤沼彰久、以下「NRI」)は、企業内の情報システムにおける障害や利用方法に関する問い合わせに対応する窓口業務(以下、「サービスデスク業務」)を支援するソフトウェア「CONTACT CAF SP(コンタクトカフェ エスピー)」にWebベースのユーザ問い合わせ画面や、IT全般統制への対応を意識した機能を追加し、「CONTACT CAF SP Ver.2.1」として、本日、発売します。
「CONTACT CAF SP」はITILで定義されたインシデント管理、問題管理、変更管理を支援する、ITILに準拠したサービスデスク業務支援ツールです。昨今注目を集めているIT全般統制では、職責に応じた業務の分離が求められています。また、情報セキュリティへの対応という観点からも、関係者の権限に応じて情報へのアクセスを制限する必要があります。サービスデスク業務においても同様で、サービスデスクスタッフのアクセスできる情報に対する制限を細かく設定する必要があります。
「CONTACT CAF SP Ver.2.1」では、「承認フロー・表示画面の権限設定機能」を強化しました。具体的には、システム別、各人の属性別に、登録・編集・参照・承認権限を設定することにより、職責に応じたサービスデスク業務運営を可能にしました。
また、企業における業務システムのWeb化が浸透するにつれて、サービスデスクへの問い合わせも、企業ポータルサイト等の「問い合わせフォーム」を使って行うというケースが増えてきています。「CONTACT CAF SP Ver.2.1」では、従来のメールやNRIが提供するエンタープライズ統合運用管理製品「Smart Enterprise Navigator」からの受付機能に加え、Webインターフェースによる受付機能を追加しました。そのほか、問い合わせ内容の進捗状況をシステム利用者が確認できる機能を追加したことにより、システム利用者のユーザビリティが向上するだけでなく、サービスデスクスタッフによるシステム利用者への進捗報告業務を簡略化でき、運用管理コストの削減が可能となります。
「CONTACT CAF SP Ver.2.1」の価格は、最小構成で380万円(税別)からです。
※【ご参考】 は添付資料を参照