アイシン精機、「人材育成センター」を竣工
「人材育成センター」を竣工
アイシン精機株式会社(本社:愛知県刈谷市 社長:山内康仁)は、本社に隣接する知立市上重原町地内で建設を進めてきた「人材育成センター」を昨日(3月13日)竣工しましたので、ご案内いたします。
「人材育成センター」は、ものづくりの原理・原則や基本技能の習得をはじめ、マネジメント力強化やグローバルに活躍できる人材の育成など、アイシングループの人材育成を体系的・効率的に推進することをねらいとしています。
そのために、ものづくりの現場で将来リーダーとなる人材を育成する「アイシン高等学園」※の教育を主体に、新入社員から管理者層までの階層別研修や、技能・事務・技術系共通のマネジメント教育など、グループ各社に共通する教育を当センターに集約して強化します。
また、海外の子会社や国内グループ会社からの研修生の受け入れ体制を拡充し、海外事業拡大を支える人材の育成強化を加速させます。
「人材育成センター」の建屋は、地上4階建ての研修棟と、地上10階建ての寮棟からなり、本社地区内に分散していた「アイシン高等学園」の施設や寮、実習場を集約するとともに、これまで一部の工場にあった測定や型保全などの研修施設も当センターへ移動します。
拡大する海外研修生の受け入れ体制としては、研修者相互の交流を図るための共有スペース設置や出身国にあわせた食事の提供など、生活面での環境整備にも配慮しました。
アイシンは今後も、高度で広範な技術や高い技能を持ち、世界に通用する人材の育成に力を注ぎ、世界のトップブランドを目指します。
<※ご参考>
アイシン高等学園
1977年4月設立。工業系高校卒業者を対象とし、1年間で実践的技能と知識を習得することを目的とした全寮制の企業内学校です。県認可の認定職業訓練校で、組織上はアイシン精機人材育成センター内の一部門となっています。
年間約120人の生徒(国内外のグループ会社含む)が在籍し、卒業後は(1)製造(生産現場のリーダー候補)、(2)保全(設備・型等の保全員)、(3)技能五輪(追加で2年間さらに技能を磨き、技能五輪出場を目指す)の3つの進路に進みます。
以 上
*以下、詳細は添付資料をご参照ください。