旭化成せんい、高機能水着素材「Ｓｕｎｐｌａｙ（サンプレイ）」を販売
２００７年 水着素材の販売について
スイム＆アクアフィットネス素材 Ｓｕｎｐｌａｙ（Ｒ）（サンプレイ）
～４つの機能で‘守って安心’～
旭化成せんい株式会社は、高機能水着素材のトータルブランド「Ｓｕｎｐｌａｙ」をケミカルリサイクル、速乾、ＵＶカット、赤外線透視ブロックの４つの機能に絞り込み、２００７年は‘守って安心’をコンセプトに水着市場の活性化を図ってまいります。
ここ数年の水着市場は、遊泳水着においては消費者が夏に新しい水着を買う意識が希薄化し苦戦しておりますが、夏のファッションとして水着をタウンウェアに取り入れるなど、ファッション志向が高まる動きが見られます。一方、フィットネス水着は健康への関心がいっそう高まる中で着実に市場が拡大しており、スイマー志向・健康増進志向など、水着に求められるニーズも多様化しています。また、競泳水着は１／１０００秒を争うコンペティション向けのハイテク水着だけでなく、マスターズ水泳競技会の盛り上がりに見られるように競泳人口の裾野が広がる中で、フィット感と耐久性のある水着素材の要求が高まってきております。
このような水着を取り巻く環境の中で、当社では細分化された各分野のニーズに適合する差別化・高機能素材をご提案するとともに、水着の色柄・デザイン・スタイルなど多彩な提案を通して消費者の購買意欲を高める活動を行ってまいります。一方、生産面では、杭州旭化成紡織有限公司（中国浙江省）より、ポリウレタン弾性繊維「ロイカ」と当社の差別化素材からなる水着用生地を供給する体制も整えております。
また、２００７年の水着プロモーションの顔となる旭化成せんいキャンペーンモデルには、篠崎 彩音（しのざき あやね １９才 千葉県出身）、何 穂（ハー スィ １７才 中国浙江省出身）を起用しました。４年連続の日本と中国ダブルキャストで、国内とともに、２００８年の北京オリンピックを控えて急進している中国のスポーツアパレルとのコラボレーションなど、水着素材の海外市場展開も強化してまいります。
１．「Ｓｕｎｐｌａｙ」の４つの機能素材
今年の水着素材「Ｓｕｎｐｌａｙ」は、消費者の購買動向・多様なニーズを踏まえて、‘守って安心’をコンセプトに、ケミカルリサイクル、速乾、ＵＶカット、赤外線透視ブロックの４つの機能素材ラインナップでご提案いたします。
・ケミカルリサイクル ‘自然環境・資源を守る’ 「Ｓｕｎｐｌａｙ ＥＣＯ」
・速乾 ‘さわやかな着心地でからだを守る’ 「Ｓｕｎｐｌａｙ 爽乾」
・ＵＶカット ‘紫外線からお肌を守る’ 「Ｓｕｎｐｌａｙ ＵＶ」
・赤外線透視ブロック ‘赤外線から女性を守る’ 「Ｓｕｎｐｌａｙ ｉＲ」
（１）「Ｓｕｎｐｌａｙ ＥＣＯ」 ‘自然環境・資源を守る’エコロジカル素材
ケミカルリサイクル・ポリエステル繊維「エコセンサー」を使用した「Ｓｕｎｐｌａｙ ＥＣＯ」。ケミカルリサイクル・システムは、石油からポリエステルの主原料ＤＭＴを製造する場合に比べて、エネルギー消費量とＣＯ２排出量を４０％以上削減できます。また、ピュアな原料にまで戻しますので、多彩な機能性素材が製造可能で、用途が限定されず、リサイクル回数の制限がありません。
旭化成グループは、チーム・マイナス６％に参加しています。
（２）「Ｓｕｎｐｌａｙ 爽乾」 ‘さわやかな着心地でからだを守る’速乾素材
Ｗ型断面ポリエステル繊維「テクノファイン」や特殊複合ポリエステルファブリック「シュアドライ」を使用した「Ｓｕｎｐｌａｙ 爽乾」。
プールから上がったあとの冷え感や、水着が肌に密着するべとつき感を軽減。
素早く乾いて着心地さわやかな快適性を追求した素材です。
（３）「Ｓｕｎｐｌａｙ ＵＶ」 ‘紫外線からお肌を守る’ＵＶカット素材
特殊セラミックを練りこんだポリエステル繊維「サンペイク」や特殊複合ポリエステルファブリック「アクアミラクル」を使用した「Ｓｕｎｐｌａｙ ＵＶ」。
強い日差しの下でも優れた紫外線遮蔽効果で、日焼けやシミ・ソバカスなどお肌への影響が気になる方も安心して着用いただけます。また、白い水着などを着用したときに気になる透けを防止する効果もあります。
（４）「Ｓｕｎｐｌａｙ ｉＲ」 ‘赤外線から女性を守る’赤外線透視ブロック素材
特殊セラミックを練りこんだポリエステル繊維「サンペイク」を使用した「Ｓｕｎｐｌａｙ ｉＲ」。
近年、社会問題となっている赤外線カメラでの女性の水着姿の盗撮。「Ｓｕｎｐｌａｙ ｉＲ」には、赤外線をブロックする特性があり、盗撮・透視防止にも役立ちます。女性がより安心して水着をご着用いただける商品として水着メーカーと共同開発した水着用アンダーショーツは、昨シーズンより多くの方からご好評をいただいております。
※「ｉＲ」は、赤外線を意味する英語Ｉｎｆｒａｒｅｄ ｒａｙｓを略語化したものです。
（※ 以下、詳細は添付資料「オリジナルリリース」を参照してください。）