STマイクロ、バッテリ消費の少ない広帯域CMOS入力オペアンプ・ファミリを発表
STマイクロエレクトロニクスは、
バッテリ消費の少ない広帯域CMOS入力オペアンプ・ファミリを発表
世界をリードするオペアンプのサプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス( http://www.st-japan.co.jp/ 、NYSE: STM、以下ST)は、利得帯域幅積(GBP)の高い2つのレール・ツー・レール・オペアンプ・ファミリを発表しました。優れた速度対消費電流比が特徴で、省スペース・パッケージに実装され、センサ信号調整、バッテリ充電アプリケーションおよびコンパクトな携帯用アプリケーションに対応します。
TSV911/2/4ファミリは8MHzの利得帯域幅積を持ち、200pFまでの容量性負荷で安定した単位利得を示します。もう1つのTSV991/2/4ファミリは、3以上の利得で20MHzの利得帯域幅積を持ちます。
どのデバイスも2.5V~5.5Vで動作し、2.5Vの供給電圧の場合、780μAしか消費しません。低消費電力オペアンプは、精度の改善とダイ・サイズの小型化と相まって、基板スペースと低消費電力の優先度が高いバッテリ駆動アプリケーションに最適です。
その他の特徴として1pAという超低入力バイアス電流、および取り扱い上や製造上のリスクを最小限に抑えるため、静電気放電(ESD)に対する高い内部保護機能(5kV)を備えています。
アンプはすべて-40~+125℃という範囲の温度特性を持ち、SOT23-5、SO8、MSO8、TSSOP14、およびSO14 ECOPACK(R)パッケージに実装されます。
これらは現在量産対応中で、約1,000個受注時のTSV911/TSV991、TSV912/TSV992、およびTSV914/TSV994の価格はそれぞれ約0.36ドル、約0.62ドル、および約0.96ドルです。
詳しい情報については、 http://www.st-japan.co.jp/products/families/amplifiers_linear/amplifiers_linear.htm をご覧ください。
ECOPACK(R)はSTの商標です。
STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
ST日本法人: http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語): http://www.st.com
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