日本アバイア、東芝コミュニケーションシステムサービスにSIPベースのIPテレフォニーシステムを納入
東芝コミュニケーションシステムサービスが
アバイアのSIPテレフォニーシステムを導入
アバイアが日本企業オフィスへのソリューション展開を本格化
日本企業オフィスの電話運用に合わせたSIP電話機で業務効率を向上
企業向けコミュニケーション・アプリケーション、システムおよびサービスのリーディング・プロバイダーである日本アバイア株式会社(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長 藤井克美、以下、日本アバイア)は、ビジネスパートナである株式会社東芝を介して東芝コミュニケーションシステムサービス株式会社(以下、TCSE)にSIPベースのIPテレフォニーシステムを納入しました。
このIPテレフォニーシステムは、「Avaya S8720 Media Server」「Avaya G650 Media Gateway」「Avaya SIPEnablement Service」で構成されます。TCSE本社では、IPテレフォニーシステム2組を設置して冗長化し、オフィスには東芝と日本アバイアが日本企業向けに共同開発したSIP電話機「SP-1020」を導入しました。
TCSEは、東芝グループの通信・放送システムの保守およびメンテナンスサービスを提供しています。例えば、放送局に設置されたビジネス放送システムの保守サービスを24時間・365日体制で行うほか、携帯電話基地局や防災無線システムといった無線通信インフラの保守サービスも提供しており、信頼性の高いテレフォニーシステムが不可欠です。今回本社ビルの移転を契機に、信頼性と機能性を担保しつつTCOを削減し、将来的には携帯電話連携などの業務効率向上に貢献可能なIPテレフォニーシステムの採用を検討していました。
今回採用されたシステムはレガシーPBXで提供されていた機能性、操作性を完全に踏襲しながらIPテレフォニーならではの短期導入、移設・増設時のコスト削減を実現し、かつ携帯電話連携などの先進的なユニファイド・コミュニケーション機能を利用可能であることが高く評価されました。また、本システムは2005年8月に東芝本社ビル(約12,000回線)に導入されており、高信頼性が実証されている点も評価されました。
東芝とアバイアで共同開発したSIP電話機「SP-1020」は、発着信履歴表示、通話履歴ダイヤル、個人電話帳などの業務効率を高める機能に加えグループ代表機能など日本のオフィス環境に特有の機能にも対応しているため、デジタル電話機の使い勝手を踏襲しながら業務効率を向上させることが可能です。
TCSEは、今後全国の支社やサービスセンターにもIPテレフォニーを導入し、IPネットワークと音声システムの一元管理を予定しています。また、システムの保守・メンテナンス業務など社外で仕事をする社員が多いため、携帯電話を活用したモビリティソリューションにより、更なる業務効率化を図っていきます。また、コンタクトセンター機能の充実したアバイアのテレフォニーソリューションと顧客の保守・メンテナンス履歴情報を管理するCRMアプリケーションとを連動させることで顧客満足度の向上を目指します。
日本アバイアは、サバイバル機能を備えたブランチソリューションや、携帯電話からIPテレフォニー機能を利用できるモビリティソリューションなどを用意し、TCSEのシステム拡張をサポートする予定です。アバイアは今回の導入を機に、日本企業オフィスへのIPテレフォニーシステムの拡販にさらに注力していきます。
アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:AV)は、世界の100万社以上の企業(FORTUNE 500Rの90%を含む)に、コミュニケーション・ネットワークの設計、構築、管理を提供しています。信頼性にすぐれたIPテレフォニーシステムとコミュニケーション・ソフトウェア・アプリケーションとサービスの世界的リーダーとして、あらゆる規模の企業をサポートしています。
世界規模で提供できる包括的なサービスと、ビジネス・アプリケーションをともなった音声データ統合コミュニケーションに注力しており、お客様が既存のネットワークや新規に構築するネットワークを活用してよりよい業績を達成するためのお手伝いをしています。詳しくはアバイアのウェブサイト http://www.avaya.com をご覧ください。日本アバイアについては、 http://www.avaya.co.jp をご覧ください。
※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。