アドベントネット、ヘルプデスク構築・運用ツールのエンハンス版を販売
アドベントネット社、ヘルプデスク構築・運用ツールをエンハンス
-AdventNet ManageEngine ServiceDesk Plus 最新版の販売を開始-
アドベントネット株式会社(代表取締役:山下 義人、本社:横浜市)は、本日、ヘルプデスク構築・運用ツールのエンハンス版、「AdventNet ManageEngine ServiceDesk Plus 6.0」 (以下、ServiceDesk Plus) の販売を開始します。
【製品概要】
ServiceDesk Plusは、ヘルプデスクの構築・運用やIT資産管理のためのソリューションを提供します。ユーザからの要求や問合せに対するチケットの発行や管理、IT資産や契約のライフサイクル管理、ナレッジベースなどヘルプデスクの構築や運用に必要な機能を妥当な価格で提供します。Web技術に基づき、エージェントを必要としない簡易なアーキテクチャを採用し、ITサービスサポートやIT資産管理を容易に実現します。ServiceDesk Plus は、チケットの自動発行、IT資産の監査、ライセンス管理を含む機器の発注から契約満了までのライフサイクル管理などの業務プロセスにも対応可能で、組織のIT サービスチームの生産性やユーザ満足度の向上を支援します。
今回のリリースでは、新機能として、MSSQL データベースのサポートや、ユーザの問い合わせの中でも頻繁に発生する、パスワードのリセットやネットワーク接続の不具合、プリンターのトナー交換などのチケット作成・発行をクリックひとつで可能にする、リクエストテンプレート機能などが追加されました。さらに、ヘルプデスク担当者にとって業務負荷が高いユーザのパスワード失念への対応を自動化するロボテクニシャンの導入など、ヘルプデスク業務の効率とユーザの利便性の向上が図られています。
今回は、ヘルプデスクとIT資産運用機能を併せ持つProfessional Editionの販売を開始します。今後、ヘルプデスク機能に絞った簡易版のStandard Edition、およびITILのサービスサポートに対応するEnterprise Editionのリリースも計画しています。
【機能概要】
ServiceDesk Plusには、次のような機能があります。
・ヘルプデスク: メール、Webから簡単にチケットの発行が可能で、Active Directory、CSVファイルから依頼者に関する情報のインポートやユーザ満足度調査などの機能があります。また、変更やユーザからのリクエストの履歴管理により障害の多い機器の識別や、ヘルプデスクの業務負荷と生産性、SLA違反等についてレポートすることができます。所定期間内にリクエストが処理できなかった場合、自動エスカレーション機能が働きます。
・ナレッジベース: ユーザごとに独自のポータルサイトの設定やナレッジベースの構築が可能で、ユーザが、ヘルプデスク対応技術担当者のものとは分離したナレッジベースから、共通ソリューションを検索することができます。
・IT資産管理: CPU、ハードディスク、周辺装置などのハードウェア資産の管理、Windows/Linuxマシンにインストールされているソフトウェアの管理、定期および臨時のIT資産の監査が可能です。レポート生成機能もあります。
・購買管理: 組織で利用している全IT資産の製品タイプ、ベンダ、価格等のリスト生成が可能で、ベンダ向けの注文書の作成やIT資産の自動登録ができます。また、購入オーダーの追跡やベンダごとの取引傾向の分析が可能です
・契約管理: サポート契約や保守契約を一元管理し、ベンダの詳細情報を検索することができます。また、保守・サポート契約により保護されているIT資産の識別、契約の満了前に更新の警告メール生成などの機能があります。
・ソフトウェアライセンス管理: 購入ライセンス数と使用ライセンス数を管理し、組織が使用するライセンス数を最適化することができます。
・OpManager (弊社ネットワーク管理製品) とApplications Manager (アプリケーション監視ツール) との連携:
ManageEngine OpManagerで検知したネットワーク障害や、Applications Manager が検出したアプリケーション障害のチケットを受け取ることにより、障害の追跡が可能です。
【新機能および改良点】
・ データ保存のデータベースとしてMSSQLデータベースもサポート
・ お問い合わせなどのリクエストのためのテンプレート機能を追加
・ 依頼者が設定できるリクエストのカスタムビュー機能を追加
・ レポートに対するアクセス権限の設定機能を追加
・ 多数のリクエストの一括編集機能を追加
・ ロボテクニシャンによる自動パスワードリセットの機能を追加(オプション)
【新機能および改良点】
OS: Windows 2000 Professional + SP4、Windows 2000 Server、Windows Server 2003、Windows XP Professional、
Redhat Linux 7.2以上、Redhat Enterprise Linux ES 3.0/4.0、AS 3.0/4.0、Debian 3.0
クライアント用ブラウザ: Mozilla 1.5以上、Internet Explorer 6.0以上
【価格とライセンス】
AdventNet ManageEngine ServiceDesk Plus 6.0 の主な価格(消費税別)は、次のとおりです。
製品名
ライセンス料金
通常ライセンス(※1)
年間ライセンス(※2)
ServiceDesk Plus Professional Edition 2オペレータ
¥510,000
¥170,000
ServiceDesk Plus Professional Edition 5オペレータ
¥816,000
¥255,000
ServiceDesk Plus Professional Edition 10オペレータ
¥1,326,000
¥425,000
ServiceDesk Plus Professional Edition 20オペレータ
¥2,040,000
¥680,000
ServiceDesk Plus Professional Edition 50オペレータ
¥4,590,000
¥1,530,000
ServiceDesk Plus Professional Edition Robo オペレータ
(Password Reset tool)
¥202,000
¥68,000
※1 通常ライセンスはすべて、初年度保守サポートサービス込みの価格です。
※2 年間ライセンスは、1年単位で課金する体系で、保守サポートサービスとアップグレードが含まれています。
製品情報 URL: http://www.adventnet.co.jp/products/ServiceDesk_Plus/index.html
評価版ダウンロード: http://www.adventnet.co.jp/products/ServiceDesk_Plus/download.html
【会社情報】
米国AdventNet, Inc.(本社:カリフォルニア州)は、ネットワーク管理を核にソフトウエア製品の開発・販売を行い、ノーテルネットワークス、シスコシステムズ、エリクソン、ルーセント・テクノロジーなど世界1,200社以上の有力企業に採用され、ネットワーク管理のOEM市場で、デファクト・スタンダードとして認知されています。
また、今まで培ったIT運用管理製品の開発ノウハウや経験を生かし、一般企業向けのIT運用管理ツールのシリーズである「ManegeEngineTM」の開発・販売にも注力し、全世界で売り上げが急進中です。
最近では、Web2.0時代のインターネットサービスとして注目されているオンライン・コラボレーション・ツール「Zoho」シリーズの開発・普及にも努めています。
アドベントネット株式会社は、米国 AdventNet, Inc.が開発・製造したネットワーク管理関連製品、企業向けIT運用管理製品やソリューションパッケージの日本市場への導入とサポート、コンサルテーションなどを行っています。
アドベントネット株式会社 URL : http://www.adventnet.co.jp/
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