三井物産、英国インターナショナル・パワー社との英国発電事業統合を完了
英国インターナショナル・パワー社との英国発電事業統合の完了について
2007年3月29日にお知らせしました英国大手電力会社インターナショナル・パワー社(以下IPR社)との英国発電事業統合は、6月20日(水)(ロンドン時間)以下の全ての手続きを完了しました。
1. 統合内容
(1)IPR社との合弁会社であるIPM Eagle(以下IPM)を通じて、両社が共同所有する2発電事業の当社持分5%をIPR社へ売却。
(2)IPR社が英国で単独所有する3発電事業の持分25%を当社が購入。
(3)燃料調達会社及び電力販売会社の統合。
(4)IPM (UK) Power Holdings(当社25%、IPR75%出資)の設立及び同社への上記発電資産の譲渡。
英国5資産概要
関連資料参照
2. 当社がIPMを通じてインドネシア・パイトン火力発電所から得る収益の一部をIPR社に移転する契約も含まれますが、これは同発電所の収益受領権の一部譲渡であり、同発電所に対する持分や経営権の変更はありません。
3. 当該資産統合の契約金額は、当社よりの支払で85百万ポンド(約200億円)となり、当社持分容量は約26万キロワット増加します。
これまでIPMが運用する発電事業とIPR社が単独所有する発電事業とが英国において混在しておりましたが、今般の統合により、一体的な事業運営と効率的な経営が期待され、新会社は約500万キロワットを所有する英国大手の発電事業者となりました。電源構成や燃料も多種に分散され、同国電力市場に於いて多様性のある運用、燃料調達及び電力販売が可能となります。 これを機に当社はIPR社との関係を更に強化し、本統合及び共同運営する発電事業の事業価値の向上を目指します。
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。