松下、2006年度の環境活動実績をまとめた「環境データブック2007」を発行
「環境データブック2007」を発行
松下電器産業株式会社は、2006年度の環境活動の実績をまとめた「環境データブック2007」を6月22日に発行いたします。
本報告書は「地球環境との共存」をビジョンに掲げる当社が、環境経営の視点から、1年ごとの総決算を行うために3年前から毎年発行しているもので、従来は8月に発行していましたが、環境パフォーマンスシステムの活用等により、今年から発行日を前倒しし、6月の株主総会に合わせて発行いたします。
【2006年度の総括】
1.グリーンプロダクツ開発率96%(目標 74%以上)
省エネルギーでエコプロダクツ賞を受賞したななめドラム洗濯乾燥機や鉛などの環境負荷物質を使用しないプラズマパネルなど、機能の向上と環境性能を両立する製品を開発し、グリーンプロダクツ開発率を96%としました。
2.CO2排出量 原単位 2000年度比 24%削減 / 総排出量 413万トン(前年比 4万トン削減)、CF(クリーンファクトリー)認定率 78%(目標58%以上)
2006年度のCO2排出量削減目標 原単位4%削減に対し、24%の削減を実現し、総排出量も前年と比べ、4万トン削減しました。またダントツCF認定制度の対象範囲をグローバルに拡大し、パナソニック・万宝コンプレッサー広州など2工場を認定しました。
3.環境ガバナンス
松下グループ全体の環境経営の徹底とCO2削減の加速を図るために「環境パフォーマンスシステム」を開発・導入し、月度決算の試行を開始。また社員の環境への関心を喚起し、LE(Love the Earth)活動のさらなる活性化を目指して「LE達人認定制度」を制定しました。
4.新・環境マーク「eco ideas」を導入
コーポレートな環境活動の取り組み姿勢を示すものとして、新たに環境マーク「eco ideas」を導入しました。
今後も「地球環境との共存」の実現を掲げ、環境関連の具体的行動計画「グリーンプラン2010」に基づいて、グローバルな環境経営を推進してまいります。