沖電気、2006年度の環境活動をまとめた「環境報告書2007」を発行
OKI、「環境報告書2007」を発行
~英語版、中国語版も9月中旬より公開~
OKIは、このたび2006年度の環境活動をまとめた「環境報告書2007」を発行しました。本報告書はOKIグループの環境情報を広く社会に公表し、ステークホルダーの皆様のご理解と信頼を得ることを目的としています。本日正午よりOKIインターネット・ホームページ(http://www.oki.com/jp)上にて公開し、冊子の配布は8月中旬から開始します。また、従来から発行していた英語版に加え、新たに中国語版を9月中旬よりホームページ上で公開します。
OKIグループは、環境活動計画「OKIエコ・プラン21」の2006年度版で定めた目標のもと、「商品を通した環境への貢献」「事業活動における環境保全への貢献」「社会の環境活動への貢献」を柱にグループを挙げて活動を進めてきました。以下に、2006年度の活動事例を紹介します。
■事業活動における環境活動
電気電子業界統一目標である「2010年度までに1990年度比で実質生産高CO2原単位注1を28%改善する」については、達成済みとなりました。また、グループ最大のエネルギー消費事業である半導体事業グループにて、2005年度比5500トンのCO2を削減しました。
■環境マネジメントにおける環境活動
OKIグループでは、環境ISOの統合認証を推進しています。2006年度は、海外のタイ・エリアの3生産拠点と国内の8グループ企業、10サイトを拡大統合し、全体では68企業、36サイトの統合が完了しました。
【 新規統合組織 】
・沖電気ネットワークインテグレーション株式会社
・株式会社沖デバイス
・沖パワーテック株式会社
・沖マイクロ技研株式会社
・株式会社沖エアフォルク
・沖プリンテッドサーキット株式会社
・株式会社オー・エフ・ネットワークス
・沖デベロップメント株式会社
・Oki (Thailand) Co., Ltd.
・Oki Data Manufacturing (Thailand) Co., Ltd.
・Oki Precision (Thailand) Co., Ltd.
また、使用済み製品の廃棄処理については、2006年6月に環境省より産廃広域認定制度の認可を取得し、高いレベルのリサイクル処理とセキュリティの確保が可能になりました。
■商品における環境活動
OKIグループでは、お客様のニーズや各種規制に確実に対応するため、製品含有化学物質マネジメントシステムを運用しています。また、トータルな製品環境負荷低減を実行するため、各製品が社内の環境基準に適合しているかどうかを評価する製品環境アセスメントを実施しています。これらの取組みにより2006年度は、以下のような成果が得られています。
・情報処理機器(ATM21SX):消費電力10%減、設置スペース30%減(ともに従来比)
・プリンタ(C3400n): 容積64%減(従来比)、クラス最小・最軽量注2を実現
・通信機器(IPstageSX):消費電力54%減、容積59%減(ともに従来比)
・半導体(KGL5115KD):世界一低消費電力(0.45W)の10Gbps光通信用EMLドライバIC
今後とも、OKIグループでは、”全社ネットワーク型環境経営”によって「製品の低消費電力化」「事業活動における省エネルギーなど温室効果ガスの削減」「製品に対するグローバルな環境規制への確実な適合」など、一貫した環境施策と質の高い環境経営の実践を目指します。
注1:実質生産高CO2原単位=CO2排出量/実質生産高(実質生産高=名目生産高/日銀国内企業物価指数(電気機器)1990年度を1としたときの各年の比率)
注2:カラー印刷速度10ppm以上のA4カラープリンタにおいて
※沖電気工業株式会社は、グローバルに認知される成長企業を目指し、通称を「OKI」とします。
※その他記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
【 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 】
地球環境部 電話:03-3581-2691
e-mail:oki-echology@oki.com