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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.14.Fri
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2007'06.28.Thu

STマイクロ、伊ISMBと車載アプリケーション用ICの電磁干渉克服に向け協力

STマイクロエレクトロニクスとイタリアのMario Boella研究所が、
車載アプリケーション用ICにおける電磁干渉の克服に向け協力


 車載アプリケーション用ICで世界をリードするサプライヤの1社であるSTマイクロエレクトロニクス(http://www.st-japan.co.jp/、NYSE:STM、以下ST)は、「電磁コンピテンス・センター(EMC)」を設立したことを発表しました。STとイタリアのMario Boella研究所(Istituto Superiore Mario Boella、以下ISMB)が協力するこの研究センターでは、主に車載用スマート・パワー集積回路に関する電磁環境適合性(EMC)分野での研究に取り組みます。

 電子システムは、小型化や高速化が進むにつれ、電磁環境適合性(EMC)問題に起因する物理的な限界や、コンポーネントを最終設計と統合する上での困難な課題にますます直面するようになります。今日の重要な技術課題、特に要求の厳しい車載アプリケーション用IC市場における課題は、設計方法論を改善するとともに、回路性能のシミュレーションを可能にし、早い段階で電磁環境不適合性を回避することによって、信頼性と性能を向上させながら全体の設計コストを引き下げ、製品化までの時間を短縮するモデリング技法を開発することです。

 STのオートモーティブ製品グループ・ビジネス・ユニットのディレクタ、Giampietro Maggioniは、次のようにコメントしています。
 「電磁コンピテンス・センター(EMCC)は、他のリーダーと協力して開発に取り組むというSTの全社的な理念に基づいています。このアプローチは、欧州や世界のその他の地域全体のプロジェクトで大きな成功を収めてきました。
 EMCCではSTの研究者とISMBの専門家が協業することにより、コスト効率に優れた信頼性の高い車載アプリケーション用ICを設計するための、EMC国際規格に準拠したソリューションを開発します。」

 Politecnico di Torino(トリノ工科大学)の正教授でISMBのEMCリーダーであるVincenzo Pozzolo氏は次のようにコメントしています。「現代のICは絶えず複雑化するため、初期の設計段階からそのEMC性能をコントロールすることが必要です。車載アプリケーション用ICは、いろいろな周波数帯域に存在する高ノイズ環境下でも正常に動作しなければなりません。STとの3年にわたる共同プロジェクトは、車載アプリケーション用ICの安全性と信頼性の向上に貢献するでしょう。」

本プレスリリースは、以下のURLからもご覧いただけます。
 http://www.st-japan.co.jp/data/press/t2155a.html


 Mario Boella 研究所(Istituto Superiore Mario Boella)についてCompagnia di San Paolo(サンパオロ慈善事業財団)とPolitecnico di Torino(トリノ工科大学)が2000年7月に設立したISMBは、Motorola社、SKF社、ST、イタリアテレコム社などのパートナーを受け入れてきました。これは、イタリアで最も成功している産学連携の例の1つです。現在、ISMBは優秀なワイヤレス技術での実績と、無線ICタグ(RFID)からデジタル地上波TV(DTT)、センサ・ワイヤレス・ネットワーク(SWN)、衛星受信機に至る幅広い能力を備えた研究センターです。約250名の有能な科学者とエンジニアが、アンテナおよび電磁環境適合性、電子セキュリティ、光通信、マイクロシステム、衛星ナビゲーション、ネットワークおよびワイヤレス・プロトコル、さらにマルチメディア・アプリケーション向け無線モバイル技術といった主要な研究領域に取り組んでいます。
 http://www.ismb.it/


◆STマイクロエレクトロニクスについて
 STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに半導体製品やソリューションを開発・提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、他社の追随を許さない高度なシリコン技術とシステムノウハウを擁しており、幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、戦略的パートナーシップ、大規模な製造力との組合わせにより、SoC(システム-オン-チップ)技術に関し世界的リーダーとしての地位を確立しています。またSTの半導体製品は、市場における技術やシステムのコンバージェンス化を促進するために重要な役目を果たしています。STは、ニューヨーク証券取引所(NYSE:STM)、パリ証券取引所(Euronext Paris)とミラノ証券取引所に上場されています。
 2006年の売上は98.5億ドルで、純利益は7億8200万ドルでした。
 さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。

ST日本法人:http://www.st-japan.co.jp
STグループ(英語):http://www.st.com
 

◆お客様お問い合わせ先
 〒108-6018 東京都港区港南2-15-1
 品川インターシティA棟18階
 STマイクロエレクトロニクス(株)
 Automotiveグループ
 Automotive製品部
 TEL:03-5783-8260 FAX:03-5783-8216

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