東芝三菱電機産業システム、先端技術や新製品の開発拠点「FTC」を設立
電子・電機業界の先進的な製造業に対し、生産革新をもたらす製品の研究開発組織
フューチャーテクノロジー・ディベロップメントセンターの設立について
東芝三菱電機産業システム株式会社(社長:伍香 秀明)は、先端技術、新製品の開発拠点としてフューチャーテクノロジー・ディベロップメントセンター(Future Technology Development Center:略称FTC)を設立し、業務を開始しました。
FTCの設立により、半導体、FPD、太陽電池などの製造に係わるお客様のニーズを先取りした研究開発を推進し、生産革新の中核となる製品・システムを創出し、それらを2010年に100億円の受注を目指します。
【 設立の背景 】
当社は、オゾン応用製品(例;窒素レスオゾン発生装置)、ヒートパイプ応用製品(例:超高精度加熱装置)、検査計測製品など、各分野の要素技術を生かした特徴のある製品・システムをオンリーワン事業として展開しています。それらの製品・システムは、特に半導体・液晶など世界の電気・電子市場における製造装置のキーパーツとして多くの納入実績を上げ、環境や安全に配慮した設備、スループットの向上、品質の向上に貢献してまいりました。
一方、技術革新が著しく、製品ライフサイクルが短期化している電気・電子市場では常に最先端の技術導入が求められ、迅速に対応できる製造設備の構築が急務となっており、製造業ニーズを先取りした新しい製品を常に創出していくことが求められています。
先進的な製造業の皆様の要求に応えるべく、このたび当社は、各分野のエキスパートを集結してFTCを設立し、顧客のニーズ、市場の変化に応じた先端技術開発力によって生産革新に寄与する新製品を提供いたします。また、ラボを併設して開発から実験・検証までを一貫して行うとともに、顧客や大学、社外の研究機関等との共同研究開発の拠点としても活用していきます。
【 FTCの概要 】
・名称
フューチャーテクノロジー・ディベロップメントセンター
Future Technology Development Center:略称FTC
・場所
兵庫県神戸市中央区港島南町5丁目5番2号
神戸国際ビジネスセンター内
・施設概要
設計エリア
開発ラボエリア
・業務開始
2007年4月