KDDIとマイクロソフト、企業向けSaaS型ビジネス推進で包括提携
KDDIとマイクロソフト、企業向けSaaS型ビジネスの推進で包括提携
~Windows(R)プラットフォームでの企業向けSaaS型アプリケーションサービスを提供し、共同で新しいSaaS型アプリケーション市場の創出を推進~
KDDI株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長兼会長: 小野寺正、以下「KDDI」)とマイクロソフト株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表執行役 社長: ダレン ヒューストン、以下「マイクロソフト」)は、共同でWindows(R)プラットフォームをベースとした企業向けSaaS(Software as a Service)型アプリケーションサービスを開発・提供するとともに、アプリケーションパートナーやソリューションパートナーなどを幅広くサポートするプログラムを提供し、包括的に新しいSaaS型市場を創出していくことに合意しました。
KDDIとマイクロソフトは、本日より市場開拓のための共同マーケティング活動を開始し、法人市場におけるSaaS市場の創出・活性化を推進していきます。
包括提携に基づき、KDDIは、マイクロソフトのHMC(注1)およびCSF(注2)を用いて、企業のお客様に対して新しいSaaS型アプリケーションサービスを提供します。本サービスは、モバイルおよび固定の通信回線とアプリケーションが一体となった月額料金モデルで提供されるため、お客様は、PCおよび携帯電話から、高品質で信頼性の高いサービスがシームレスに利用できる環境を短期間で手に入れることができます。
また、両社は、各種サービスの連携を円滑にするため、ソフトウェアベンダーやソリューションパートナー企業に対して、SaaS型サービスの提供を支援するサポートプログラムを提供します。企業に幅広くリーチするKDDIとマイクロソフトにパートナー各社が加わり、新たな協業関係を築くことで、プログラムに参加するパートナー各社は、より多くのビジネス機会を獲得することが可能です。
マイクロソフトは、一般的なSaaSの概念を、ソフトウェアとサービスが融合し相互に連携するプラットフォーム「Software+Services(S+S)」として具体化しています。今回の包括提携は、そのS+Sを実現するサービスパートナーの日本初の事例となります。
注1) HMC: Microsoft Solutions for Hosted Messaging & Collaboration
電子メール、スケジュール、タスク、企業内文書管理、モバイルアクセスなどを統合して提供するソリューション
注2) CSF: Microsoft Connected Services Framework
データや音声、映像で別々に構築してきたシステムを連携することが可能な通信事業者向け統合サービス基盤