日立アプライアンス、大容量・省スペース設置の過熱水蒸気オーブンレンジを発売
業界最大*1の総庫内容量と、業界最小*1の設置スペースの両立を実現
過熱水蒸気オーブンレンジ「ひろびろ薄ピタ ヘルシーシェフ」を発売
過熱水蒸気調理、低酸素調理などヘルシー機能を充実し、うまみもアップ
日立アプライアンス株式会社(取締役社長:石津 尚澄)は、高機能、業界最大の庫内容量でありながら、業界最小の設置スペースを実現した、過熱水蒸気オーブンレンジ「ひろびろ薄ピタ ヘルシーシェフ」MRO-CV200を8月1日から発売します。
本製品では、過熱水蒸気を使用したオート調理メニューに「ヘルシーアップコース」を採用し、従来*2に増して余分な脂や塩分を落とすヘルシー機能を搭載しました。また、5種の加熱方法を連係し、うまみ成分を維持・増加させる日立独自の調理方式「うまみアップ加熱」も引き続き採用しています。さらに、ビタミンC*3など酸化に弱い栄養素を守る「低酸素調理」機能や、DHA*4など熱に弱い栄養素の破壊を防ぐ日立独自の「低温調理」機能を搭載しました。
なお、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズとして、MRO-CV100、MRO-CS8、MRO-CS7の3機種も7月10日より順次発売します。
【 型式および発売日 】
添付資料をご参照ください。
【 新製品の主な特長 】
<過熱水蒸気オーブンレンジ「ひろびろ薄ピタ ヘルシーシェフ」MRO-CV200>
1.高機能、業界最大容量でありながら、業界最小の設置スペースを実現
過熱水蒸気調理など高機能を搭載し、業界最大容量でありながら、冷却構造を最適化することで、奥行44.4cmの業界No.1*1の薄型設計とし、また、本体左右の側面および背面と壁の間に放熱スペースを不要にしたため、業界最小の設置スペースを実現しました。一般に高機能、最高級クラスの本体奥行サイズは47cmが主流ですが、本製品では、今まで置けなかった奥行45cmの一般的なレンジ台でも本体が飛び出さず、すっきりと置くことができます。10年前の機種と比べ、総庫内容量は約1.3倍*5に広くなったにも関わらず、設置に必要な面積は約2/3*6になりました。
2.過熱水蒸気調理に、脱脂・減塩効果を高めた「ヘルシーアップコース」を採用
過熱水蒸気調理のオートメニューのうち、鶏のハーブ焼きや焼き魚、ヒレカツなど9メニューにおいて、「標準コース」と「ヘルシーアップコース」を好みに応じてボタンひとつで選べるようにしました。「標準コース」では、レンジ、オーブン、スチーム、過熱水蒸気、グリルの5種の加熱方法を連係し、食材に最適な温度と時間で加熱する日立独自の「うまみアップ加熱」を引き続き採用しました。余分な脂や塩分を落としつつ、イノシン酸*7や、グルタミン酸*8などうまみ成分を維持、増加させ、早くこんがり仕上げます。
新たに採用した「ヘルシーアップコース」では、最高約400℃*9の過熱水蒸気だけで調理することで、従来に増して余分な脂や塩分を落とし、やわらかく仕上げます。
3.ビタミンなど栄養素を守る「低酸素調理」、「低温調理」機能を搭載
庫内を低酸素状態にし、酸化に弱い栄養素の破壊を抑えるヘルシーな「低酸素調理」機能を搭載しました。「焼き野菜」などのオートメニュー調理時に、レンジとスチームを併用する日立独自の加熱方式により、素早く庫内の酸素濃度を下げることで、酸化に弱いビタミンC、ビタミンE*10、β-カロテン*11など食材の持つ栄養素を守ります。また、魚のひものや、ドライ野菜などに含まれ、熱に弱いDHA、リコピン*12などの栄養素の破壊を抑える「低温調理」機能も搭載しました。
*1:2007年6月28日現在。家庭用電子レンジ(30L以上熱風循環式、システムキッチン用を除く)において。
*2:MRO-BV100(当社2006年発売)との比較。
*3:ブロッコリー、ピーマン、レモンなど多くの野菜や果物に多く含まれる水溶性のビタミン。
*4:不飽和脂肪酸の中でも、特に食物から摂取する必要がある必須脂肪酸の一種。魚に多く含まれる。
*5:MRO-CV200(33L)に対し、MRO-N90(25L/当社1997年発売)との比較。
*6:MRO-CV200(2220cm2)に対し、MRO-N90(3520cm2/当社1997年発売)との比較。
*7:魚や肉に含まれ、かつお節のうまみ成分として知られる。
*8:こんぶや肉、大豆などに多く含まれ、代表的なうまみ成分として有名。
*9:噴き出し口付近の温度。
*10:ナッツ類や卵黄、レタスなどの葉物野菜に多く含まれる油に溶けやすいビタミン。
*11:ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれる色素(カロテノイド)の一種。体内でビタミンAに変化する。
*12:トマトなどに多く含まれる赤い色素(カロテノイド)の一種。非常に抗酸化作用が強いといわれている。
【 需要動向と開発の背景 】
2007年度の家庭用オーブンレンジの需要は約270万台(前年比100%)とほぼ前年並みの推移が見込まれます。中でも、近年の健康志向や本格調理への関心から、最高級クラスの比率が高まり、2007年度では、17%(前年比124%)に達すると予測されます。また、調理機能に次いで、購入時の重視点として、本体サイズ、設置スペースが挙げられます。(日立調べ)
こうした環境下、日立では、今回、高機能を搭載し、業界最大容量でありながら、業界最小の設置スペースに置ける製品を開発しました。
【 お客様からの問い合わせ先 】
お客様相談センター 電話 0120-3121-11
【 関連情報 】
電子レンジホームページ
http://kadenfan.hitachi.co.jp/range/index.html
以 上