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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.09.Sun
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2007'07.11.Wed

松下、追記型2層Blu-rayディスクに4倍速で記録可能なドライブユニットを開発

追記型2層Blu-rayディスクに4倍速で記録可能なドライブユニットを開発


【要旨】
 松下電器産業(株)は、3月にブルーレイディスクアソシエーション[1]で承認された規格「Blu-ray Disc Recordable Format Part 1 Version 1.2」に準拠し、単層25GBおよび2層50GBの追記型Blu-rayディスク(BD-Rディスク)に対し、4倍速で記録および再生ができるBlu-rayディスクドライブユニットを開発しました。当社はディスクとドライブの双方を同時に開発※することにより、ディスクの持つ能力を十分に引き出し、信頼性の高いドライブ技術を確立することができました。 ※: 2007年7月3日付、当社リリース「パソコンデータ用4倍速追記型Blu-rayディスク2種類を発売」をご参照ください

【効果】
 4倍速記録対応のBD-Rディスクを使用すれば、単層25GBのデータを約23分、2層50GBのデータを約46分で記録できます。パソコン用のドライブに展開することにより、パソコンデータのバックアップを短時間で手軽に行うことができます。

【特長】 今回開発したBlu-rayディスクドライブユニットの特長は以下の通りです。
 1. 広く使用されている130mWの青紫色レーザで、2層BD-Rディスクへ4倍速の高速記録を実現
 2. 4倍速の2層BD-Rディスクに、信頼性の高い記録を実現
 3. 2層ディスクからの微弱な信号を4倍速で忠実に再生

【内容】
 本開発品は、以下の技術により実現しました。
 1. 光量を最適化するフィルターを用いて、青紫色レーザの低ノイズパワー領域を有効に活用するレーザ光量調整技術
 2. 記録条件を自動的に検出および調整し、レーザ波形を最適化するレーザ制御技術
 3. 歪みを補正しながらノイズを低減して再生する復号化処理技術

【従来例】
 現状のBlu-rayディスクドライブは、2層ディスクに対して2倍速記録であるため、50GBのデータを記録するのに90分以上の時間を要しています。現在PCのハードディスクは、より大容量化が加速しており、そのバックアップに対し、さらに高速な記録手段が求められていました。

【実用化】
 パソコン用ドライブとして展開を検討中

【特許】
 国内:12件 海外:12件(出願中含む)


【お問い合わせ先】
コーポレートR&D戦略室  戦略企画第一グループ  広報・IRチーム  下田平  恵
電話:06-6906-4819



【用語の説明】
[1] ブルーレイディスクアソシエーション(Blu-ray Disc Association)
 2004年10月に発足したBlu-rayディスク規格を策定するオープンな団体で、2007年3月1日現在、日本、米国、欧州、韓国などから167社が参加しています。

[2] 復号データ
 光ディスクなどの記録媒体にデータを記録する際に、一定のルールに基づきデータを変換して記録します。このデータを読み出す際には、記録と逆の変換を行います。この逆変換されたデータを復号データと呼びます。

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