レッドハット、新しいパートナープログラムでソフト販売会社の支援体制を強化
レッドハット、ビジネスパートナー支援体制を強化
~ 新たなパートナープログラム「Red Hat Ready Business Partner」をスタート、中小規模のSIおよびソフトウェア販売会社へ直接支援を拡大 ~
レッドハット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田祐治、以下 レッドハット)は、Red Hat Enterprise LinuxやJBoss Enterprise Middlewareを取り扱うシステムインテグレーターおよびソフトウェア販売会社を対象とした新しいパートナープログラム「Red Hat Ready Business Partner(レディ・ビジネス・パートナー)」を本日より開始し、ビジネスパートナー支援体制を強化いたします。
本プログラムのスタートにより、レッドハットが直接営業支援や技術支援などを行うパートナー制度の対象企業を拡大し、日本市場におけるオープンソース・ソフトウェアの基幹システムへの適用をさらに促進してまいります。今年度(2008年2月末まで)で50社の参加を見込んでいます。
「Red Hat Ready Business Partner」では、従来からレッドハット製品を販売していながらレッドハットと直接取引のなかった、特定分野のソリューションに特化した中小規模のシステムインテグレーターとソフトウェア販売会社に対し、営業支援、技術支援、教育支援の3つを柱に、新製品情報や技術情報、各種トレーニングの提供、具体的な提案活動のサポートなどを行います。また、パートナー同士の交流会や勉強会を適宜開催し、最新の商談事例や各社の得意分野を活かしたソリューションおよびサービスを相互に提供するための機会創出も支援します。これらの活動を通して、これまで十分カバーできていなかった首都圏以外の中堅企業、ベンチャー企業、大学をはじめとする教育機関などへも、オープンソース・ソフトウェアの導入を拡大していきます。具体的なプログラムの内容は以下の通りです。
<「Red Hat Ready Business Partner」での支援内容>
(1)営業支援
レッドハット営業員による販売情報の提供、提案支援ホットラインの設置による商談サポート、および専用ポータルサイト開設による新製品情報の迅速な提供を行います。
(2)技術支援
検証用の製品サブスクリプションの無償提供、レッドハットのセールスエンジニアによる電話・メールでの随時サポートを行います。グローバル・プログラムの一環として社内技術者と同等の質や量のレッドハット製品技術情報が提供される予定です。
(3)教育支援
レッドハットによる最新の教育研修プログラムの割引提供を行います。また、レッドハット製品の基礎が学べるeラーニングコースを無償提供する予定です。
レッドハットでは本年1月より、大規模な総合システムインテグレーター向けパートナープログラム「Red Hat Advanced Business Partner(アドバンスト・ビジネス・パートナー)」を本格開始しており、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社野村総合研究所と既に契約を締結しています。本日発表した「Red Hat Ready Business Partner」と「Red Hat Advanced Business Partner」の2つのパートナープログラムは、既存のOEMパートナーとの協業推進とともに、Red Hat Enterprise LinuxおよびJBoss Enterprise Middleware拡販の軸となる施策として位置づけられます。
*LINUXはLinus Torvaldsの商標です。RED HATとJBOSSは米国Red Hat, Inc.ならびにその子会社の登録商標です。その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。
■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
レッドハット株式会社 営業担当:sales-jp@redhat.com
TEL:03-6406-9920 FAX:03-6406-9901