新キャタピラー三菱、ミニ油圧ショベルのCシリーズから2トンクラスの超小旋回機を発売
ミニ油圧ショベル「Cシリーズ」に新機種を追加
2トンクラスの超小旋回機を新発売
新キャタピラー三菱株式会社(本社:東京都世田谷区用賀4丁目10-1、社長:平野 昭一、資本金:231億円)は、CAT(R) ミニ油圧ショベル「REGA(レガ)」Cシリーズに、新たに超小旋回機のCAT302C SR「REGA」(バケット容量0.066m3、運転質量1.99トン)を加え、7月10日に新発売します。
超小旋回型ミニ油圧ショベルは、ほぼ車体幅内で旋回が可能で、作業装置のオフセット機構を活かし、住宅の基礎工事や外構工事、歩道や側溝などの整備、上下水道・ガス配管などの管工事といった、比較的狭隘な現場で行われる生活関連工事を中心に、幅広い用途で使用されています。
今回新発売のCAT 302C SR「REGA」は、CATミニ油圧ショベル「REGA」Cシリーズの共通コンセプトである高い掘削性能や優れたメンテナンス性やサービス性、安全性を備えつつ、国土交通省の排出ガス3次規制や超低騒音の基準値をクリアするなど、環境性能にも優れています。また、より自然な姿勢で運転できるよう、作業機の操作レバーを運転席の前方から左右の位置に移動。足もとスペースも大きく広がり、長時間の作業でも疲労しにくくなりました。
さらに、超小旋回型でありながら油圧ブレーカを使用可能とし、より広い作業範囲をカバーするロングアームも用意するなど、さまざまな作業現場のニーズに対応する製品となっています。
CAT302C SR「REGA」の主な特長は以下の通りです。
1.高い作業性能と環境性能の両立
(1)当社従来機と比べエンジン出力をアップし、可変容量ピストンポンプを採用するなどして、油圧システムを効率化。油圧シリンダのサイズと作業装置のリンク位置を最適化することにより、掘削力を向上しつつ作業スピードと操作性もアップしました。
(2)国土交通省の第3次基準値排出ガス対策型建設機械と超低騒音型建設機械に適合するなど、環境にも十分配慮しています。
※本機は定格出力が19kW未満のため、オフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)では規制対象外
2.快適なオペレータ環境の実現
(1)作業機の操作レバーを、運転席フロアの前面から座席の左右に移動し、CATミニ油圧ショベル「REGA」共通のリストタイプを採用。より自然な姿勢で運転でき前面のフロアスペース拡大により、足もとが安定して長時間の作業でも疲労しにくくなりました。
3.優れたメンテナンス性・サービス性
(1)開口面積が大きい横開き式のカバーを採用し、日常点検や整備作業がしやすくなりました。また、エンジンオイルの交換や作業装置の給脂間隔を延長しました。
4.主な仕様
※添付資料を参照
5.標準販売価格(販売標準仕様、工場裸渡し、税別)
CAT302C SR「REGA」 4,100,000円
6.目標販売台数
年間 200台
以 上