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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.08.Sat
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2007'07.19.Thu

日本オラクル、SOAに基づく業務プロセス統合ソフト「プロセス統合パック」を提供開始

日本オラクル、異種アプリケーション製品の統合基盤「アプリケーション統合アーキテクチャ」を発表
~SOAに基づく業務プロセスの統合ソフト「プロセス統合パック」を提供し、企業の情報システム責任者の課題を解決~


 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町、代表取締役社長:新宅正明)は、異種アプリケーション製品の統合基盤「アプリケーション統合アーキテクチャ(以下、AIA)」の構成要素である、SOAに基づく業務プロセス統合のためのソフトウェア「プロセス統合パック」を2007年7月10日より提供開始することを発表します。

 日本の景気回復への兆しを背景に、コスト削減、業務効率化などを重視したIT投資から、企業が社外との取引を社内の業務や情報と連携して迅速かつ戦略的にビジネス展開していくためのIT活用が注目されています。これを受け、基幹業務を支えるERPを中核に、事業の成長を加速させるCRMやSCMとの業務のプロセス連携を目的としたシステム統合へのニーズがより一層高まることが予測されます。システム統合にあたり、既存のシステムを刷新して新たに大規模なシステムを構築するだけでなく、既存のシステム同士を連携する仕組み、あるいは既存システムと新規システムを連携するための仕組みが必要になります。これらのシステム統合へのニーズを将来に渡って継続的に実現するため、戦略的な統合基盤である「AIA」を今後の日本のアプリケーション事業拡大を支える重要なソリューションの一つとして位置づけ、積極的に推進してまいります。

●「アプリケーション統合アーキテクチャ(AIA)」について
 「AIA」は、「Oracle Applications」の各業務プロセスを、事前に定義された業界標準のエンタープライズ・ビジネス・オブジェクト(*1)とエンタープライズ・ビジネス・サービス(*2)を使って統合する「プロセス統合パック」と、各業界特有のビジネス・プロセスを図式化した参照モデル「業種別リファレンスモデル」により構成されます。「プロセス統合パック」は、標準のビジネス・プロセス実行言語(BPEL)を用いて事前に定義、統合された業務プロセスと「Oracle Applications」と連携するための、XML(*3)やWSDL(*4)で記述されたサービスおよびオブジェクト、さらにはパッケージ・アプリケーション固有のデータ表現を変換するビジネス・コネクタ・サービスを提供します。また、「業種別リファレンスモデル」は、各業界に特有な業務の流れを含んだ業務プロセスをビジネス用語で表記された抽象化モデルによって視覚化し、さらに詳細な業務サービスや機能にまでプロセスをドリルダウンすることが可能になります。プロセス設計や文書化のためのツールは「Oracle Fusion Middleware」の機能を活用しているため、上流工程でデザインされたビジネスと実際に動作するITシステムが有機的に連携します。「AIA」を活用することで、組織やシステムにまたがる業務プロセスのスムーズな連携が可能になり、すでにERP、SCM、CRMなど個別に構築され稼動しているシステムや、新規に導入したシステムとの統合や維持にかかる時間と費用を大幅に削減します。

*1 エンタープライズ・ビジネス・オブジェクト:ビジネスで活動している事物の表象であり、最低限ビジネス名とその定義・属性・振舞い・関係・制約条件などを含む
*2 エンタープライズ・ビジネス・サービス:標準化された手順にしたがって呼び出すことができる一まとまりのソフトウェアや機能の集合
*3 XML:文書やデータの意味や構造を記述するための言語。文書の一部を「タグ」と呼ばれる特別な文字列で囲うことにより、文章の構造(見出しやハイパーリンクなど)や、修飾情報(文字の大きさや組版の状態など)を、文章中に記述していく言語手法
*4 WSDL:Webサービスを記述するための、XMLをベースとした言語仕様

 本日より提供可能な「プロセス統合パック」は以下の2種類になります。

-「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM On Demand」の統合パック
 販売機会から見積までの業務プロセスの統合が可能。販売機会から見積、見積から受注への自動変換も行います。

-「Oracle E-Business Suite Order Management」と「Siebel CRM」の統合パック
 複雑な製品構成、在庫確認、自動受注処理、価格の同期、リアルタイムの受注状況などの、受注から入金までの業務プロセスのライフサイクルを統合可能。

●「プロセス統合パック」の概要
 -提供開始日:2007年7月10日
 -価 格:1CPUあたり3,750,000円から
 -お客様お問い合わせ先:Oracle Direct (TEL)0120-155-096

 「AIA」によるSOA基盤の構築は、オラクルのミドルウェア製品群である「Oracle Fusion Middleware」によって実現されます。他のソフトウェアベンダーのアプリケーション製品や独自に開発されたアプリケーションを導入している顧客も、「Oracle Fusion Middleware」を採用することで、「AIA」を活用して効率的に「Oracle Applications」を含む異種混在環境のシステム統合を行うことが可能になります。

 さらに「AIA」は、将来リリースされるオラクルの次世代アプリケーション「Oracle Fusion Applications」のSOA基盤にも採用される予定です。これにより顧客は、次世代のアプリケーション基盤環境を今すぐに導入することが可能になります。

●「Oracle Applications」について
 「Oracle Applications」は、オラクルの保有するアプリケーション製品群の総称であり、「Oracle E-Business Suite」、「PeopleSoft Enterprise」、「JD Edwards EnterpriseOne」、「JD Edwards World」、「Siebel Business Applications」といったアプリケーション製品を中心に構成されています。ビジネスへの洞察力、適用可能で深い業界プロセス、システム導入による最高の所有体験をコンセプトに開発された「Oracle Applications」は、財務管理や人材管理といった企業の基幹系システムから、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理、コンタクトセンター、分析ツールなど、企業活動支援のための多くの機能が包括的に統合されており、さまざまな企業活動の効率的な業務支援を可能にします。

●「Oracle Fusion Middleware」について
 「Oracle Fusion Middleware」は、データベースと業務アプリケーションを一つに融合させるオラクルの包括的なミドルウェア製品群です。SOAに準拠した標準かつオープンな技術を用い、ビジネスの変化への俊敏な対応、意思決定のリアルタイム化、セキュリティという三つの課題を解決することを可能にします。


●日本オラクルについて
 日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数:1,712名(2007年5月末)。


*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

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