フジタ、新中期経営計画「フジタ STEP-UP計画」を策定
新中期経営計画「フジタ STEP-UP計画」の策定に関するお知らせ
当社は、本日付の取締役会決議により、新中期経営計画「フジタ STEP-UP計画」(平成20年3月期~平成22年3月期)を策定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
I.計画策定の背景
当社は、平成17年3月に「新中期経営計画」(平成18年3月期~平成20年3月期)を策定し、選択と集中の実践による収益基盤の強化を基本方針として、顧客基盤の強化・収益基盤の強化・組織力の向上を柱とした経営改革を推進してまいりました。
この結果、前中期経営計画において掲げていた平成20年3月期の建設受注高2,400億円、経常利益47億円の計画数値(単体)につきましては、平成19年3月期に建設受注高2,789億円、経常利益82億円となったことで、前倒しで達成することができました。
当社はこの2年間で築き上げた経営基盤を活かし、将来の目指す姿を見据えたうえで新たな中期経営計画「フジタ STEP-UP計画」を策定し、本年度より直ちに適用することで、成長路線への舵を切ってまいります。
II.当社の目指す姿
当社を取り巻く市場環境につきまして、公共投資は減少が続くものの、民間建設需要は継続して増加傾向にあり、また企業不動産活用ニーズや首都圏を中心とした再開発ニーズも継続していくものと考えております。
当社は、このような市場環境のもとで、当社の主力である民間建設分野への更なる集中をはかり、建設事業を安定収益基盤として確立するとともに、当社の強みを活かした都市再生事業を成長ドライバーとして強化、拡大し、「超ゼネコン『建設機能を基軸とする都市再生企業』」を目指してまいります。
III.計画の概要
<主要施策>
成長ドライバー
・都市再生ノウハウを活用した顧客への企画・提案力の強化
・企業不動産を中心とする土地有効利用への取組み拡大
・権利調整ノウハウを活かした等価交換事業、マンション建替え事業等の拡大
・不動産証券化等の金融手法を活用した事業構築による収益機会拡大
安定収益基盤
・経営改革の継続的実施と更なる強化
・民間建設分野への更なるフォーカス
※添付資料あり。