日本電産コパル電子、株式交換によりフジソクを完全子会社化
株式交換に関するお知らせ
当社と株式会社フジソク(以下、「フジソク」という。)は平成19年7月13日開催の各社の取締役会において、当社がフジソクを完全子会社とするための株式交換を以下の通り行うことを決議いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.株式交換による完全子会社化の目的
当社は、産業用機器向けスイッチ事業の更なる成長を目的として、平成18年11月に操作用スイッチを主力するフジソクを連結子会社化いたしました。日本電産コパル電子グループが産業用機器向けスイッチ事業で更なる事業成長を果たし、世界トップクラスのスイッチサプライヤーとなるためには、互いの経営資源を効果的かつ効率的に活用し、意思決定の迅速化を図ることが不可欠であります。研究開発・技術・製造・販売の各領域で相乗効果を発揮し、競争力ある新製品の早期開発、生産効率の更なる向上、製品品揃えの充実及び細やかな顧客への対応を実現するためにはフジソクを当社の完全子会社にすることが最善であると判断いたしました。
2.株式交換の要旨
(1)株式交換の日程
平成19年7月13日:株式交換契約書承認取締役会(両社)
平成19年7月13日:株式交換契約書の締結(両社)
平成19年8月31日(予定):株式交換予定日(効力発生日)
平成19年10月下旬(予定):金銭交付日
(注)本株式交換は、当社においては会社法第796条第3項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない簡易株式交換の手続きにより行うものであります。
また、フジソクにおいては、当社が総議決権の90%以上を有しているため、会社法第784条第1項の規定に基づき、株主総会の承認を必要としない略式株式交換の手続きにより行います。
(2)株式交換に基づいて交付される金銭
当社は会社法第768条第1項第2号の規定にもとづき、株式交換契約に従い、株式交換効力発生日の前日である平成19年8月30日最終のフジソクの株主名簿に記載または記録されたフジソク株主(実質株主を含み、当社を除く)に対し、その所有するフジソクの普通株式1株につき、6,072円の割合で金銭を交付する予定です。
(3)株式交換に際して交付される金銭の額の算定根拠
フジソクの普通株式1株につき、6,072円の割合で金銭を交付することといたしました。
本価格は、先に当社がフジソクの普通株式に対し実施いたしました公開買付け(公開買付けに関する開示日:平成18年10月4日、公開買付期間:平成18年10月5日~平成18年10月31日までの27日間)により、当社が平成18年11月8日に取得したフジソクの普通株式の買付価格(1株につき6,072円)と同額となっています。
本価格を先の公開買付け価格と同額としたのは、フジソクの株式が証券取引所に上場されていない状況に鑑み、市場株価平均法に代わる評価方法として、類似会社比準法に基づいて分析を行った結果並びに、既にフジソク株式の98.8%を保有していること、本株式交換が少数株主との取引になること、その他の事項を総合的に勘案し、最終的にはフジソクとの協議のうえ決定いたしました。
(4)フジソクの新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
フジソクは新株予約権及び新株予約権付社債を発行しておりません。
※株式交換当事会社の概要などは、添付資料をご参照ください。