東京海上日動グループ、「運輸安全マネジメント導入支援コンサルティング」を開始
自動車運送事業者向け「運輸安全マネジメント導入支援コンサルティング」開始
東京海上日動火災保険株式会社(社長:隅修三)のグループ会社の東京海上日動リスクコンサルティング株式会社(社長:山田友久)では、自動車運送事業者向けに「運輸安全マネジメント導入支援コンサルティング」を開始致します。
本コンサルティングは、昨年10月よりすべての自動車運送事業者に求められることになった「運輸安全マネジメント」の導入義務に対応するために、「取組み内容の簡易評価と安全管理規程案の作成支援」、「運輸安全マネジメント態勢構築支援」、「セミナー」の各メニューをご用意し、お客様の「運輸の安全向上」を支援するものです。
1.背景
昨年10月の「道路運送法および貨物自動車運送事業法」の改正により、全ての自動車運送事業者に「運輸安全マネジメント」※の導入が義務付けられ、経営者の安全確保義務が明確化されました。
自動車運送事業の経営者には、安全最優先の事業経営を目的に、計画の作成(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Act)のサイクルを活用した安全性確保・向上の継続的取組みが要求され、国土交通省が詳細に取組みを規定するガイドラインに従う必要があります。
特に、保有車両数300両以上の大規模企業(注)は、「運輸安全マネジメント」に係る安全管理規程の作成および届出義務等があります。
※運輸安全マネジメント:国土交通省のHP http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03management/index.html
(注)バス会社については保有車両数200両以上
2.サービスの概要
本コンサルティングは、全ての自動車運送事業者(トラック、バス、タクシー等)を対象として、従来提供してきたコンサルティングでのノウハウを活かし、「運輸安全マネジメント」の導入を支援します。
具体的には、(1)取組み内容の簡易評価と安全管理規程案の作成支援を行う「運輸安全マネジメント簡易評価」、(2)実施計画書・内部監査のチェックポイントの作成支援まで行う「運輸安全マネジメント態勢構築支援」、(3)運輸安全マネジメントの概要を解説する「運輸安全マネジメントセミナー」の3つのメニューを、お客様のご要望に応じて適宜組み合わせて実施致します。
なお、「運輸安全マネジメント」を実行する上で必要とされている項目は、多数のお客様にご好評いただいている当社の「カメラ付ドライブレコーダによる自動車事故削減コンサルティングサービス」でご提供する事故削減プログラムにほぼ合致するものであり、当社では、これまでの豊富な実績に基づいた指導を行うため、これらの高度なノウハウに基づいた評価やサポートが可能であり、お客様の「運輸安全マネジメント」への取組みの実効性が高まります。
(1)運輸安全マネジメント簡易評価
現状の取組み内容を診断ツールにて簡易評価し、評価レポートの作成ならびに現状の取組み内容に基づいた安全管理規程案の作成支援を行います。
(2)運輸安全マネジメント態勢構築支援
(1)に加え、既存メニューの提案も含めた改善提案レポートを作成し、実施計画書・内部監査のチェックポイントの作成支援まで行います。
(3)運輸安全マネジメントセミナー
運輸安全マネジメントの概要や自動車運送事業者に求められること等を解説するセミナーを行います。
3.期間と費用
(1)運輸安全マネジメント簡易評価
期間:3週間程度
費用:30万円~+別途交通費(事業規模・取組み状況により個別見積もり)
(2)運輸安全マネジメント態勢構築支援
期間:2ヶ月程度
費用:100万円~+別途交通費(事業規模・取組み状況により個別見積もり)
(3)運輸安全マネジメントセミナー
期間:1日(所要時間1時間程度)
費用:15万円~+別途交通費
※費用については、企業規模やコンサルティングの内容・範囲によって異なります。
4.その他
東京海上日動リスクコンサルティングでは、「運輸の安全」のみならず、企業等の「製品の安全」、「食の安全」、「施設の安全」や、「事業継続」、「内部統制」への取組み支援等、安心と安全に関する事業活動を通じて、リスクに強い社会の発展に貢献して参ります。
以上