ソウル半導体、0.5Wクラスで最高輝度のLED「Z-POWER P9シリーズ」を発表
ソウル半導体、0.5Wクラスで最高輝度のLED「Z-POWER P9シリーズ」を発表
業界最低価格水準である1ルーメンあたり3円台での市販化を実現
2007年7月24日 ソウル 韓国の発光ダイオードメーカー(LED)のソウル半導体株式会社(韓国 ソウル:代表 イ・ジョンフン 以下、ソウル半導体)は本日、省電力で高出力LED「Z-POWER P9シリーズ」を業界最低価格水準の1ルーメンあたり3円台で販売することを発表しました。
顧客はこれまで高輝度LEDのコスト高に負担を強いられてきましたが、今回ソウル半導体の発表した「Z-POWER P9シリーズ」により、0.5Wクラスにおいて最も明るい高出力LEDを、1ルーメンあたり3 円台で入手することが可能となります。
「Z-POWER P9シリーズ」は他のランプLEDと異なり、表面実装が可能であり、自動化工程への適用が出来るように製品化されています。また「Z-POWER P9シリーズは」、高輝度と小型化を同時に実現、優れた熱の調節、PLCC(Plastic Leaded Chip Carrier)ハウジングの代替が可能になるなどのメリットがあります。
また、今回ソウル半導体が発表した「Z-POWER P9シリーズ」には、狭指向角レンズまたは広指向角レンズが内蔵された2種類の製品があります。狭指向角レンズは懐中電灯、読書灯、携帯電話のフラッシュなど、また広指向角レンズは看板照明などに用いられますが、それ以外にも様々な指向角のレンズを追加することによって多様な照明を作り出すことが可能です。
ソウル半導体の韓良熙副社長は次のように述べます。『これまで、中レベルの輝度で低価格のLEDを望む声が多かったにも関わらず、その条件を満たす製品はありませんでした。このような市場の需要に応えて開発されたのがソウル半導体の「Z-POWER P9シリーズ」であり、顧客の満足を実現してきました。今回の「Z-POWER P9シリーズ」の発売は、顧客に対して価格面でのメリットを提供し、さらなる顧客満足を実現するものと期待しています。』
ソウル半導体は今年度下半期までに「Z-POWER P9シリーズ」の最高輝度を20%増の30lmレベルまで向上させる計画です。
ソウル半導体株式会社について
ソウル半導体株式会社は、2006年、ビジネスウィークの「アジアの国々で急成長する新興企業トップ企業100社(61位)、Forbes Asia版の「アジアにおけるベスト中小企業200社」に選ばれた、売上高において韓国国内最大、照明用高輝度発光ダイオード(LED)の分野において世界の10指(Strategies Unlimited調べ)に入るLEDメーカーです。また、主力製品である交流電源で光る白色LED、コンバータ不要の「アクリチ」がドイツElektronik誌による“2006年度Product of the Year”賞を受賞。ソウル半導体株式会社は、現在、海外において日本、アメリカ、ドイツの3つの現地法人、9つの事務所を拠点に活動を展開、約90社の代理店と販売契約を結ぶ。約1,062人(うち145人が研究開発部門)の従業員を擁し、2006年度の総売上高は、1,830億ウォン(約240億円)。 http://www.zled.com