沖電気、IPテレフォニーサーバー「SS9100」を日管へ納入
OKI、IPテレフォニーサーバ「SS9100」を日管へ納入
~ モバイルセントレックスにより、通信コスト削減を実現 ~
OKIは、このたび日管株式会社(社長:三輪 容次郎、本社:静岡県浜松市、以下 日管)より、弊社の「IP CONVERGENCE(R) Server SS9100(以下SS9100)」を使ったIPセントレックスシステムを受注し、納入しました。同社では本システムにより、内線電話として配置するIP電話機を集中的に管理します。また、営業員が持つ携帯電話端末を無線LANデュアル端末とすることにより、運用コストの削減と業務効率の改善を実現しました。なお、本システムは、OKI関連子会社の沖ウィンテック株式会社がシステム販売・構築を行いました。
日管は、管工事(90%)・電気工事(5%)・機械器具設置工事(5%)およびそれに伴う付帯サービスを提供しており、東京・神戸間の20拠点で営業展開しています。従来、同社では拠点ごとに交換機が配置され、拠点間の通信手段はすべて外線電話を使用していました。また、外出が多い社員とは携帯電話での通信頻度が高く、社内外を問わず、そのまま公衆網を利用する連絡手段が定着していました。そのため、同社では通信コストの削減と業務効率改善のため、利便性を損なわずシームレスに外内線とも通信可能なソリューションを求めていました。
今回採用されたシステムは、本社に設置する「SS9100(本体)」と、13拠点の既存交換機に代わるLTU(回線収容装置)を設置することによりシステムの一括集中管理を実現しました。 本社と13拠点に合計70台の固定IP電話機を配置し、従業員が持つ350台の携帯電話端末を全て、社内では内線端末、社外では携帯電話として使用できるNTTドコモのFOMA(R)/無線LANデュアル端末を採用しました。これにより、社内間の通信コストを大幅に削減し、業務効率を改善するモバイルセントレックス注1を実現しました。
日管では、既存の交換機を運用している他の拠点についても、13拠点同様に順次IP化し、全拠点の企業内IPセントレックスシステム注2を確立させる計画です。
OKIでは、日管への導入実績を踏まえ、今後とも業務コミュニケーションの効率化を求める企業に対して、「SS9100」を用いたIP電話ソリューションの提案を積極的に展開していきます。
※製品詳細は添付資料をご参照ください。
【 本件に関するお客様からのお問い合わせ先 】
IPシステムカンパニー IPシステム本部マーケティング部
電話:03-5445-5706