KDDI、インターネット接続サービスDIONにおける迷惑メール対策を強化
DIONにおける迷惑メール対策の強化について
~「POP before SMTP」から「送信者認証」へ認証方式の完全移行~
KDDIは、インターネット接続サービスDIONにおける迷惑メール対策、およびメールサーバの不正利用防止対策のため、従来の認証方式である「POP before SMTP」に対応したサーバの提供を2007年度末に終了いたします。
今後は、認証方式をセキュリティの高い「送信者認証(SMTP AUTH)」(注)に一本化し、迷惑メール発信などの不正利用の防止対策をより一層強化いたします。
●対象
DIONが提供するメールサービスのうち、メール送信の際に、対象のメールサーバ(POP before SMTP対応サーバ)を利用しているもの。
〈対象メールサーバ〉
※ 関連資料参照
●実施時期
POP before SMTP対応サーバの提供終了は、2007年11月より順次実施し、2007年度末までに完了いたします。
終了につきましては、ホームページで幅広くお知らせするほか、対象のお客様には、終了時期にあわせてメールや請求書同封にてご案内いたします。
●お客様対応
POP before SMTP対応サーバをご利用のお客様は、メールソフトの設定変更が必要です。メールソフトの設定を送信者認証に変更することで、メールの送信が可能になります。
設定変更につきましては、DIONで提供している「SMTP認証設定自動変更ツール」をご利用いただくことで、簡単に行なえます。
メールソフトの設定方法と、本件に関する詳しい内容は、お客様向けご案内ページ( http://www.dion.ne.jp/pbs/ )をご覧ください。
KDDIは、JEAGをはじめとする業界団体との連携を通じて、日本から発信される迷惑メールの撲滅に向け積極的に取組んでまいりましたが、今後も、より一層の迷惑メール対策の強化を図るべく、さらなる施策を検討していきます。
注)メールを送信する際に、送信者の身元認証を行い、認証が許可された場合のみメールを送信可能とする技術。
SMTP AUTH、SMTP Authentificationとも呼ばれる事もあり、RFC2554にて標準化されている。