東京ガス、ウッドサイド社とプルートLNGプロジェクトへの参画とLNG購入で合意
プルートLNGプロジェクトへの参画およびLNGの購入について
東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、ウッドサイド・エナジー社(代表者:Don Voelte、以下「ウッドサイド」)が西オーストラリア州で推進しているプルートLNGプロジェクトへの参画とLNG(液化天然ガス)の購入に関して、本日、同社と最終合意に至りました。
東京ガスとウッドサイドとは、1989年以来ウッドサイドがオペレーターを務めるノース・ウェスト・シェルフ・プロジェクトのLNG取引を通じて、長期的に友好な関係を築いてまいりました。このような背景から、2005年12月に、東京ガスは本プロジェクトのファウンデーション・インベスター(設立投資者)として、ウッドサイドと 基本合意書を締結し、協議を進めてまいりました。
契約の締結は来月下旬を予定しております。その後、オーストラリア政府の環境承認等が得られた時点で、東京ガスのプロジェクトへの参画とLNGの購入に関する契約が正式に発効します。
東京ガスは、これからも上流事業への参画やLNG輸送事業の拡大等により「LNGバリューチェーン」を拡充させ、競争力のある原料の長期安定確保と収益基盤の拡大を図り、環境性に優れた天然ガスの一層の普及に努めてまいります。
【プルートLNGプロジェクトへの参画概要】
■現在ウッドサイドが100%保有している、プルート・ガス田を含むプルート鉱区の権益(※1)およびガスの液化、貯蔵・出荷、販売を行う事業会社の株式の5%を、新たにオーストラリアに設立する東京ガス100%出資の子会社を通じて取得。
※1:政府が定めた一定の区画(鉱区)におけるガスの探鉱・生産活動を実施する権利。
■生産プラントの建設等、総工費を権益の持分比率に応じて負担(東京ガス建設費負担見込額は約6億豪ドル)。
【新設子会社の概要】
社名 :Tokyo Gas Pluto Pty Ltd(オーストラリア法人:東京ガス 100%出資)
「東京ガスプルート社」
所在地 :オーストラリア 西オーストラリア州 パース市
設立年月 :2007年7月末
【LNG購入の概要】
売主 :プルート・エルエヌジー社(ウッドサイド 100%出資)
買主 :東京ガス株式会社
契約期間 :2010年度から15年間
契約数量 :150~175万トン/年
売渡条件 :FOB(一部Ex-shipを含む)
以上
(※参考資料あり)