チェンジビジョン、プロジェクト見える化ツール「TRICHORD 1.2」を提供
チェンジビジョンがプロジェクト見える化ツール
TRICHORD 1.2 をリリース
~ チケット管理システムTrac(*1)、JUDE のマインドマップ(*2)との連携を実現~
株式会社チェンジビジョン(本社:東京都新宿区代表取締役社長:平鍋健児、以下:チェンジビジョン)は、この度、プロジェクト見える化ツールTRICHORD(トライコード)の新バージョン1.2 をリリース致しました。
TRICHORDはプロジェクトの進捗に対して曖昧さを排除し、プロジェクトの”今”をリアルに共有し、今何をすべきかをチーム内で把握することを目的としたプロジェクト見える化ツールです。ソフトウェアかんばんやバーンダウンチャート、ニコニコカレンダー、Webレポートといった機能を用いて、特定の期間で“やるべきこと”を決め、その間に“何が終わっていないか”、“何が作業中か”“何が終わったのか”を一目で把握し、顧客を含めたプロジェクト関係者でプロジェクトのリアルな現状を把握し、問題に対する迅速なアクションを促します。
今回のリリースでは、使いやすさの向上、チケット管理ツールTracやマインドマップとの連携など、チームでさらに活用できる機能を追加しました。
■TRICHORDの特徴 http://trichord.change-vision.com/preview/index_ja.html
・ソフトウェアかんばん:プロジェクトを一定の作業期間(タイムボックス)に分け、期間内における進捗状況を、未着手(Todo)、作業中(Doing)、作業完了(DONE)の三つの状態に分けて表すことができます。
TRICHORDでは、カード形式のメタファを利用することで、より直感的・視覚的に状況を捉えられます。
・バーンダウンチャート:縦軸に残作業量を、横軸に作業期間を示し、残作業が減るにつれて右下がりになるグラフで、タイムボックス内の残作業量を常に把握でき、期間内に終わるかどうかを判断できます。
・ニコニコカレンダー:プロジェクトに携わるメンバの気持ちを色つきのスマイルアイコン(3種類)と一言で表現することで、チームの状態を見える化します。ニコニコカレンダーを共有することで、チームメンバの気分を把握でき、互いの状態を理解し、問題時の早めのフォローにつなげられます。
■TRICHORD 1.2 主な新機能
○チケット管理システムTracとの連携
Trac のチケットをTRICHORDに取り込んでタスクカードとして管理できます。これによりTRICHORDをフロントエンドとしてタスクを表示・管理することが可能となります。
○タブ形式データの取り込みと貼り付け
フォーマットに合わせて記述したタブ形式のデータを、TRICHORDのカードとして取り込むことができます。
JUDEのマインドマップデータをTRICHORDに、TRICHORDのカードデータをJUDEのマインドマップに貼り付けることも可能です。これにより、マインドマップやExcelでタスク計画を実施できるようになります。
○「こと(フィーチャー、ストーリー、タスク)」検索
カードの種類、期間、名称など詳細な条件を設定して、フィーチャー、ストーリー、タスクを検索できるようになりました。各情報はリスト化でき、それをExcelへ貼り付ける事で各種集計作業が可能です。
○タグ付け
カードにタグを付けられるようになりました。独自のタグを付けておくことで、同じタグを持つカードの検索に利用できます
○ニコニコカレンダー機能拡張
・ユーザーアイコン、気分アイコンのカスタマイズ:オリジナルのアイコンを設定できます。
・ニコカレ返信コメント:他のメンバのニコカレにコメントを追記できます。プロジェクト内でblogのような使い方が可能となりました。
上記以外にもございます。
<動作環境>
OS:Windows XP
CPU:Pentium III 800MHz 相当以上
メモリ:256MB以上(512MB以上推奨)
ハードディスク:70MB程度以上の空き容量(JRE同梱版の場合は125MB程度)
Java:J2SE Runtime Environment 5.0 Update10 以降(J2SE 1.4以前、JavaSE 6.0は対象外)
<価格>
21,000円(税込み)/1ユーザーライセンス
105,000円(税込み)/キャンペーンパック(10ユーザーライセンス)
<販売開始日>
2007年8月7日(火)
【株式会社チェンジビジョンについて】 http://www.change-vision.com/
2006年2月22日、システム設計支援ツール「JUDE」及びプロジェクト見える化ツール「TRICHORD」をビジネス基盤とする見える化カンパニー、かつプロダクトベンダーとして設立。
2つの製品ラインとプロジェクト・ファシリテーションで、システムとプロジェクトを見える化し、ソフトウェア開発の革新、知的生産革新を実現する。
*1:Wikiやバグトラッキングシステム、ソースコード管理機能などを有するEdgewall Software 社が提供しているオープンソースのソフトウェアです。
*2:マインドマップ(MindMap)は、1960年代の後半にトニー・ブザン氏によって発案された、「脳の記憶の仕組みに沿ったノート法」であり、アイデアを広げる発想・思考支援ツールとしても優れています。