ウェブルート、スパイウェア/ウイルス対策機能を統合した企業向けセキュリティーソフトを発売
ウェブルート、スパイウェア対策とウイルス対策のNo.1ソリューションの統合による
企業向けセキュリティソリューションを発売
~ホスト侵入防止システム(HIPS)によるセキュリティ強化、ネットワーク展開の簡素化に対応~
ウェブルート・ソフトウェア株式会社(東京都渋谷区、日本代表:池真之、以下ウェブルート)は本日、スパイウェア対策とウイルス対策機能を統合した企業向けセキュリティ対策ソリューション「Webroot(r) AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus」を発表いたします。同製品は、ウイルスの挙動を分析して実行を防ぐSophos(r) (以下ソフォス)のホスト侵入防止システム(HIPS)「Behavioral Genotype Protection」搭載、アクティブディレクトリの統合によるネットワーク展開の簡素化、Windows Vista(tm)との互換性といった特長を備えています。同ソリューションは、パートナー企業を通じて、本日より販売されます。
同ソリューションは、体験版として30日間無料でご利用いただけます。
体験版のダウンロードについては、下記をご覧下さい。
体験版ダウンロードURL
http://www.webroot.com/jp/enterprise/products/?id=JP-HOME-EMB-Learn_More
<Webroot(r) AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus発表の背景>
近年、企業にとってのセキュリティ脅威のうち、スパイウェアの順位が急上昇しています。ガートナー社の最近の報告書では、企業全体の75%が2007年中に、経済的動機を持った未検出のマルウェアに感染すると予測しています。
ウェブルート米国本社のCEO、ピーター・ワトキンズ(Peter Watkins)は次のように述べています。「経済的動機によって、まったく新しいレベルの高度なスパイウェアが生まれ、拡大しています。また、ウイルスの発生は依然として大きな経済的損害の原因となっており、その一方で、確立された手法による検出がますます困難になっています。スパイウェアとウイルスの2つの脅威によって、ネットワークダウンタイムの増加、生産性の低下、訴訟費用やコンプライアンス費用の増大、データ消失による深刻なブランド破壊といった問題が発生しています。今日の企業は、こうしたますます複雑化する脅威への対抗策として、より簡素なソリューションを必要としています。ウェブルートでは、クラス最高のスパイウェア対策とウイルス対策をデスクトップにシームレスに統合し、HIPS(ホスト侵入防止システム)によって未知の脅威を無力化する機能を強化するとともに、アクティブディレクトリの統合によりネットワーク展開を効率化することで、ウェブルートの既存ソリューションを拡充しました」
<主な機能>
●ソフォスの「Behavioral Genotype Protection」によるマルウェア対策
ソフォスのBehavioral Genotype Protection機能は、誤検出の問題を発生させたり、別のソフトウェアを動作させたりすることなく、コードの実行前にウイルスの挙動を分析する、ホスト侵入防止システム(HIPS)です。
これを搭載することにより、未知のマルウェアの脅威に対する防護を可能にしました。
●Windows Vistaとの互換性
新バージョンはWindows Vistaとの互換性を備えています。比較分析によると、ウェブルートがマルウェアの100%をブロックできたのに対し、Windows Vistaに標準搭載されているマルウェア対策アプリケーションではわずか16%のブロックにとどまりました。
●アクティブディレクトリの統合
IT管理者は、グループやユーザをウェブルートの管理コンソールにインポートできるため、クライアント管理およびインストールが容易です。
●リアルタイムの脅威に対する予防的な防護機能
ファイルの書き込み時、読み込み時、実行時に、強力なスマートシールドを使用します。つまり、読み込み動作時や、エンドユーザーのワークステーション上でファイルの書き込みやインストールが可能になる前に、スパイウェアによる脅威を予防的にブロックします。スマートシールドは、システムメモリやレジストリエントリ、ホストファイル、起動プロセス、ブラウザハイジャックその他のさまざまなセキュリティ設定の変更といった、セキュリティ面でよく狙われる入り口を防御します。
●スパイウェア検出機能の強化
トレースおよびリアルタイム脅威レポート。強力なレポートオプションが新たに加わり、ネットワーク管理者は、更新検疫レポート、トレース詳細レポート、シングルスパイレポート、シールドイベントレポートにより個々のスパイウェアをトラッキングし、報告できます。
<その他の特長>
●数々の賞に輝いた防御機能
VeriTestによる独自試験によると、ウェブルート製品は、トロイの木馬やキーロガーなどのスパイウェアの検出・除去で、競合4社製品に比べて40%以上の効果を発揮することが判明しています。ソフォスのアンチウィルス技術は、独立系ウイルス対策調査会社大手の Virus Bulletin から1998年以来38回の認定を受けた実績を持ち、ウイルス対策ソフトウェア会社の最上位クラスに位置づけられています。
●柔軟性の高い集中管理
スパイウェア対策機能とウイルス対策機能の両方を同じWebベースの管理コンソールから管理でき、グローバルな管理もより簡単に行えます。
●デスクトップパフォーマンスへの最小限の影響
スパイウェア対策とウイルス対策のスキャンプロセスは、いずれもスピードと効率を重視して最適化されています。バックグランドでのスキャン実行や業務時間終了後の予約実行により、デスクトップパフォーマンスへの影響を最小限に抑えることができます。このスキャン技術で、1回の動作でデスクトップの完全なウイルス除去が可能です。
●拡張性の高さ
Webroot AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus は、どんな規模のネットワーク上でも動作できるように設計されており、中小企業から大企業までさまざまな規模のお客様を保護することができます。
<製品ラインナップ拡大に伴うブランド変更>
ウェブルートでは、セキュリティ製品ラインアップを拡大する方針を明確にするため、今回のリリースで既存ラインアップのブランドを変更しました。
これにより、従来の「Webroot SME Security 3.1(日本未発表)」は「Webroot AntiSpyware Corporate Edition with AntiVirus」に、また、従来の「Spy Sweeper(r) Enterprise 3.0」は「Webroot AntiSpyware Corporate Edition」に、それぞれ製品名が変更になります。登録ユーザの皆様は、現在お使いのウェブルート・セキュリティソリューションを、対応する新リリース版に無償でアップグレードすることが可能です。
<参考価格>
ウイルス対策機能付き 4,011円(本体価格 3,820円)
スパイウェア対策機能のみ 2,646円(本体価格 2,520円)
●上記は、100ユーザの場合、1ユーザあたりの参考価格です。
●詳細は、japansales@webroot.comまでお問い合わせ下さい。
●教育機関・公共機関向けに、割引プログラムもご用意しております。
<クライアントシステム要件>
OS:
●Windows 2000 (Pro, Server)
●Windows XP (Home, Professional, Tablet)
●Windows Vista (Premium, Business, Ultimate)
●Windows 2003 (Standard, Enterprise, Small Business Server)
CPU:1GHz以上
RAM:256MB以上を推奨
ハードディスク空き容量:100MB
ブラウザ:
●Internet Explorer(r) 6.0 SP1以降
●Firefox(r) 2.0.0.1
■ウェブルート・ソフトウェア株式会社について
ウェブルート・ソフトウェア株式会社は、コンシューマ/企業向けセキュリティソリューションをワールドワイドで展開する米国Webroot Software社の日本法人です。既に、スパイウェア対策ソフトとして実績のある「Spy Sweeper(スパイ スウィーパー)」を中核に、2007年よりウイルス対策の機能も提供しています。
詳細は、http://www.webroot.co.jpをご参照ください。