日本オセとFFGS、ワイドフォーマットUVインクジェットプリンターの販売代理店契約を締結
日本オセ株式会社と富士フイルム グラフィックシステムズ株式会社、
「Luxel JET UV250GT」の国内総販売代理店契約を締結
日本オセ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 義明)と、富士フイルム グラフィックシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田 整、以下FFGS)は、ワイドフォーマットUVインクジェットプリンターの新製品「Luxel Jet UV250GT」の国内総販売代理店契約を、平成19年8月に締結しました。
ワイドフォーマットインクジェット(業務用インクジェットプリンター)市場は年々拡大しており、富士フイルムグループは、本年4月より北米を皮切りにワールドワイドに市場参入を開始しています。今回契約を締結した「Luxel Jet UV250GT」は、オセ社が世界で、「Oce Arizona 250GT」として、2007年3月から販売を開始し、ベストセラー製品となっている製品です。日本国内では、FFGSと日本オセとのアライアンスにより、ダブルブランドで発売いたします。
国内のサインディスプレイ市場は、さらなる短納期化と高品質化への要求が高まり、多くの企業において、現状の設備では十分にクライアントの要求に応えることができなくなりつつあります。また、スクリーン印刷市場では従来方式をデジタル化することによる工程の合理化が進んでおり、今後はサインディスプレイ市場、スクリーン市場ともにワイドフォーマットインクジェットの需要がますます高まるものと思われます。
今回発売する「Luxel Jet UV250GT」は、富士フイルムセリコール製の高発色UVインクによる速乾性とダイレクトプリントが特長で、かつ、オセ社のバリアドット・テクノロジーにより、いままでインクジェットでは達成できなかった写真画質に近い高品質な画像が得ることができます。また、本機種はフラットベッド方式でありながら、国内で需要の高いロール素材に対応できるロールオプションを備えています。本体価格については、新規導入や既存機器との置き換えにかかるコストを大幅に低減しました。
今回の契約締結を機に、オセ社の卓越したドット制御技術と、富士フイルムセリコール製のインク技術が相乗して生み出す優れた製品性能を、FFGSの幅広い国内販売網とメンテナンスサポート網を通じてお客様に提供していくことで、国内インクジェット市場に大きな成長と拡大をもたらすことが期待できます。
<「Luxel Jet UV250GT」主な特長>
■超高画質プリント/バリアドット・テクノロジー
ドットサイズを7段階で使い分けるバリアドット・テクノロジーにより高画質を実現。高発色インクとの組合せで、さらに写真画質に近づいた画像品質。
■富士フイルムセリコール製高品質UVインクの活用
速乾性に優れたUVインクと、基材への直接プリントによる工程削減で、さらなる短納期を実現。
■ハイブリッド対応
フラットベッドにオプション機器を追加することにより、ロール素材への対応が可能に。懸垂幕、バナー広告などの幅広い製作物に対応。
■イニシャルコストの大幅低減
約2,000万円のハード価格でイニシャルコストの低減を実現。