日本IBM、オムロンとシステム運用のアウトソーシング契約を5年間延長
グローバルな体制でオムロンのIT構造改革を支援
日本IBM(社長:大歳卓麻 NYSE:IBM)は、オムロン株式会社(以下 オムロン)のシステム運用について、2008年3月までの従来のアウトソーシング契約を5年間延長し、グローバルな体制でオムロンのITを中心とした構造改革を支援していきます。
今回延長したアウトソーシング契約は、2008年4月から5年間で、その特長は共用データセンター機能「Service Delivery Center (SDC)」の活用と、IBMのグローバルな体制によるサービス提供です。
SDCは、障害管理やヘルプデスクなど、システムの運用管理に必要な機能を、機能ごとに集約し専門スキルを最大限に活用した体制にすることで、複数の企業に対して均一で高品質な運用管理サービスを効率よく提供する仕組みです。
今回は、大阪にある日本IBMのデータセンターに設置したシステムを、中国・深センから運用、アプリケーションの開発・保守は中国・上海、ヘルプデスクは沖縄、など、IBMのグローバルな体制でオムロンにサービスを提供します。
SDCとグローバル体制の活用により、効率的な開発・運用ができるため、オムロンでは従来に比べシステムの開発・運用・管理コストの削減を見込んでいます。
また、欧州においても、オムロンとIBMの間で、ITアウトソーシングの契約を締結しました。契約期間は、本年6月から7年間です。
ベルギー・ブリュッセルにあるIBMのデータセンターに、オムロン向けのITインフラを構築し、南アフリカ・ヨハネスブルクから、システムの運用保守やヘルプデスク機能を提供します。
日本IBMは、グローバル・イノベーション・パートナーとして、戦略コンサルティングからシステム開発、運用に至るまで、IBMのグローバルな体制で、オムロンのIT構造改革を支援していきます。
以上
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