モリテックス、メスアップ作業を自動化する装置「MUPAS(ミューパス)」を発売
モリテックス 分析前処理作業の効率を大幅に向上させる
自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」を発売
- 手間のかかるメスアップ作業を自動化 -
マシンビジョン関連機器と画像機器、バイオ関連メーカーの株式会社モリテックス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森田茂幸、証券コード:7714)は、この度、分析前処理作業の一つで、メスフラスコに均一量の溶媒を分注する「メスアップ作業」を自動化する装置「MUPAS(ミューパス)」を開発いたしました。
モリテックスでは、8月29日から31日まで、幕張メッセで開催される「2007分析展」において、自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」を出展し、販売活動を開始いたします。
医薬品の研究や環境分析などを行う場合、水やエタノール、メタノールなどの溶媒を使用する場合が多々あります。溶媒を用いた分析を行う際には、準備した溶媒を、複数のメスフラスコに均一量に分注して行うのが一般的で、この一連の作業を「メスアップ作業」と呼びます。
メスアップ作業は分析前処理作業の一環として不可欠な作業ですが、これまで人手に頼って行われており、分析前処理の中の手間がかかる工程として、効率化の阻害要因となっていました。
モリテックスでは、煩雑なメスアップ作業から開放されたいと願う研究者からのニーズにこたえるべく、当社の保有する光学技術と制御技術を組み合わせ、自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」を開発いたしました。
自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」は、自社製LED照明とMML(マシンマイクロレンズ)でメスフラスコの標線および液面を自動認識し、迅速かつ高精度なメスアップ作業を実現いたします。また、透明メスフラスコと茶褐色メスフラスコを自動認識するため、ユーザーが現在使用しているメスフラスコをそのまま活用できます。
モリテックスでは、8月29日から31日まで、幕張メッセで開催される「2007分析展」において、自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」を出展し、販売活動を開始いたします。
■自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」の主な特長
・標線認識を自動で行い、メスアップの自動化を実現
・迅速かつ正確なメスアップを実現
・使いやすいソフトウエア
■自動メスアップシステム「MUPAS(ミューパス)」の仕様
(※ 関連資料を参照してください。)
■本体価格
348万円
■初年度販売目標
30台
■製品写真
(※ 関連資料を参照してください。)
(※ 仕様、製品写真は関連資料を参照してください。)