松下電工、3GHz対応の通信・計測市場向け高周波リレーを発売
業界最小※1サイズ、3GHz対応の通信・計測市場向け高周波リレー
「RSリレー50Ωタイプ(標準プリント板用端子)」新発売
松下電工株式会社は、業界最小サイズを実現した超小型高周波リレー「RSリレー50Ωタイプ(標準プリント板用端子)」を9月1日より発売します。
当社従来品比※2約60%のサイズダウンと優れた高周波特性を実現した「RSリレー75Ωタイプ」(放送機器市場向け)を今年1月に発売。今回、通信・計測市場向けに50Ωタイプを発売し、品揃えを強化します。
なお、標準プリント板用端子タイプに加え、75Ωタイプと50Ωタイプともに表面実装タイプも近日発売を予定しています。
※1 2007年8月28日現在 当社調べ
※2 当社RKリレーとの比較
商品名 RSリレー50Ωタイプ(標準プリント板用端子)
サイズ 長さ:14mm×幅:8.6mm×高さ:7mm
周波数帯 ~3GHz,50Ω
接点構成 1c(標準接点タイプ/逆接点タイプ)
品 種 シングルスティブル型/1巻線ラッチング型/2巻線ラッチング型
コイル定格電圧 DC3V/4.5V/9V/12V/24V
機械的寿命※3 500万回以上
発売日 2007年9月1日
希望小売価格 オープン
販売目標 2010年 (3年後)10万個/月
※3 シングルスティブル型、開閉頻度:180回/分
■主な特長
1)業界最小サイズ(長さ:14mm×幅:8.6mm×高さ:7mm)
2)優れた高周波特性(~3GHz、50Ω)
■主な用途
1)通信市場:無線機、携帯電話基地局/中継器
2)計測機器市場:計測機器、計測設備
■開発背景
近年、携帯電話、薄型テレビなどの市場拡大に伴い、それらを検査する高周波関連の計測機器市場が拡大しています。また通信市場においては、中国を中心とした携帯電話基地局関連設備・機器の生産が増加。これら通信・計測市場では、機器の小型化・高帯域化が進んでおり、高周波信号の切り替えデバイスへの小型・高帯域ニーズが高まっています。
高周波の信号切り替えを行なう方式には半導体方式とリレー方式がありますが、機器の高帯域化が進むにつれ、高周波特性と回路設計の容易性においてリレー方式の優位性が評価されています。
そこで当社では、優れた高周波特性と小型化を実現した高周波リレーを開発。お客様のニーズにお応えします。
<お問い合わせ先>
技術相談フリーダイヤル 0120-101-550
制御機器本部サイト http://www.mew.co.jp/ac/
制御機器本部リレー専用サイト http://www.mew.co.jp/ac/control/relay/index.jsp
(※ 商品画像、特長、仕様などは関連資料を参照してください。)