2007/11/07 梶塚千春発：日本型仮想空間ビジネスの予測と必需品化

セカンドライフは日本市場に向いていないという業界関係の意見も広まり始めています。仮想空間自体が一過性のものなのでしょうか？日本発の仮想世界を推進する立場として、インターネットの世界がどうなっていくのか、未来予測を交えながら説明していきます。



本文：
講義項目
１.　仮想空間のこれまで
　　　(1) 仮想空間はどこから発展してきたのか？
　　　　 ① ゲーム、バーチャルリアリティ、コンピュータグラフィックス
　　　(2) 仮想空間はWeb2.0以降の流れでどう位置づけられるのか？
　　　　 ① クローズドなビジネスモデルからオープンなビジネスモデルへ
　　　　 ② CGMによる世界の構築
　　　(3) 仮想空間の特徴としては何が注目されているのか？
　　　　 ① 3D世界での情報伝達
　　 　　② テレプレゼンス、テレイグジスタンス
２.　スプリュームの目指すもの
　　　(1) 現在
　　　　 ① ユニークなオープンエンドな仮想世界
　　 　　② 空間リンクによる自己増殖的に広がる世界
　　　(2) これから
　　　　 ① Web2.0以降の流れの中でのソーシャルメディアとしての仮想世界
　　　　 ② コンピュータの新しいインターフェースとして
　　 　　③ ノンプレイヤーキャラクター
　　　　 ④ 仮想地域通貨に関してのスプリュームの考え方
　　 　　⑤ 今後の開発項目
３.　仮想空間は私たちの何を変えるのか？
　　　(1) 仮想空間が日常に根づく社会
　　　　 ① ものめずらしさから、必需品へ
　　　(2) 仮想空間の社会において重要な態度とは？
　　　　 ① 対人関係の変化のなかで必要とされるもの
　　 　　② 新しい自己理解のツール
４.　関 連 質 疑 応 答
５.　名 刺 交 換 会
講師及び参加者間での名刺交換会を実施いたします

講義・Q＆A等はご参加された方だけのものでございます。
録音・録画・撮影・伝送システム等の使用は、固くお断りいたします。

講　師 株式会社スプリューム 代表取締役社長 　梶塚　千春　氏
＜略歴＞
1984年東京大学工学部を卒業後、日本最初期のCG(コンピューターグラフィックス) 制作会社トーヨーリンクスに入社。
1992年株式会社ケー・エー・ジェーを設立、「驚異の小宇宙・人体Ⅲ　遺伝子DNA」（1999年NHK放映）のCG映像などを制作。映像制作と並行して、2000年より仮想空間プラットフォームの構築を始める。
2005年に株式会社スプリュームを設立、Web サーバーから誰でも自由に世界が配信できる（＝オープンエンド）新しい仮想世界の普及を図るとともに、仮想空間ポータル事業を開始。

開催日 2007年11月20日(火) 18:00-20:00
主催者 株式会社 日 本 計 画 研 究 所
会場 東京都 / JPIカンファレンス　スクエア
千代田区有楽町1-2-14 / 紫ビル8階（帝国ホテルタワ－正面）
03-3508-9070
http://www.jpi.co.jp/company/acces.shtml
※事前登録なしに当日参加の方は、開催要領等変更の有無を上記にお問い合わせください。
受講料 セミナー参加費
お一人様 ： 29,800円（資料代・消費税込）

詳細・お申込みはこちらから
株式会社　日本計画研究所　
ホームページ：セミナーＮＯ9698
東京都千代田区有楽町1丁目2番14号紫ビル
Tel:[phone] Fax:[phone]