2007/11/07 エネルギー企業を狙う「物言う株主（Investor’s Activist）」への対応策

外資ファンドは日本のエネルギー企業にも食指を伸ばしてきている。欧米におけるファンドの動向を知り、「物言う株主」にしっかり対応していくことが重要である。



本文：
講義概要
2007年の株主総会では「物言う株主」の株主提案は悉く否決され、スティール・パートナーズに対するブルドック・ソース社の買収防衛策が認められるなど、2007年は「物言う株主」の敗北に終わった。しかし、英国のヘッジ・ファンドThe Children’ s Investment Fundが電源開発、中部電力に対して大幅増配を要求するなど、外資ファンドは日本のエネルギー企業にも食指を伸ばしてきている。欧米におけるファンドの動向を知り、「物言う株主」にしっかり対応していくことが重要である。

講義項目
１.　米国におけるファンド・ビジネスの動き
　　　(1) ファンド・ビジネスの歴史と展開
　　　(2) KKRによるテキサス電力の買収
　　　(3) ヘッジ・ファンド、Activistの行動パターン
　　　(4) ヘッジ・ファンド、Activist の活動に対する制約
２.　日本におけるActivistの動き
　　　(1) 村上ファンドの盛衰
　　　(2) 外資ファンドの活動
　　　(3) なぜエネルギー産業が狙われるのか
３.　Activistとの付き合い方
　　　(1) 事前の備え
　　　(2) Activistのアプローチに際して
４.　関 連 質 疑 応 答
５.　名 刺 交 換 会
講師及び参加者間での名刺交換会を実施いたします

講義・Q＆A等はご参加された方だけのものでございます。
録音・録画・撮影・伝送システム等の使用は、固くお断りいたします。

講　師 ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・ギャリソン外国法事務所弁護士事務所 顧問 　阿達　雅志　氏
＜略歴＞
1983年 東京大学法学部　卒業
　同 年 住友商事株式会社　入社
1986年 米国住友商事会社
1992年 米国ニューヨーク大学ロースクール比較法修士（MCJ）
1993年 ニューヨーク州弁護士　登録
1993年 米国ニューヨーク大学ロースクール修士（LL.M.）
1996年 中国住友商事会社
2004年 ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・ギャリソン外国法事務弁護士事務所　顧問

開催日 2007年11月27日(火) 10:00-12:00
主催者 株式会社 日 本 計 画 研 究 所
会場 東京都 / JPIカンファレンス　スクエア
千代田区有楽町1-2-14 / 紫ビル8階（帝国ホテルタワ－正面）
03-3508-9070
http://www.jpi.co.jp/company/acces.shtml
※事前登録なしに当日参加の方は、開催要領等変更の有無を上記にお問い合わせください。
受講料 セミナー参加費
お一人様 ： 29,730円（資料代・消費税込）

詳細・お申込みはこちらから
株式会社　日本計画研究所
ホームページ：セミナーＮＯ9705
東京都千代田区有楽町1丁目2番14号紫ビル
Tel:[phone] Fax:[phone]