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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.04.Tue
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2007'08.13.Mon

神戸製鋼や三井物産など3社、米国合弁のアルミ鍛造工場の能力を増強

米国アルミ鍛造工場の能力増強について 


 (株)神戸製鋼所、三井物産(株)、豊田通商(株)の自動車サスペンション用アルミ鍛造品製造合弁会社「コウベ・アルミナム・オートモーティブ・プロダクツ社(Kobe Aluminum Automotive Products LLC、以下 KAAP)」は、製品需要の増加に対応する為、4基目のメカニカル鍛造プレス設備(4号プレス設備)を追加導入することを決定しました。4号プレス設備関連の投資額は約14百万米ドル(約16億円)で、2008年4月から稼動を開始する予定です。

 KAAPは、北米市場向け自動車サスペンション用アルミ鍛造品の現地拠点として、2003年5月に設立、2005年6月から生産を開始しました。

 北米では、安全対策の強化や装備充実の影響から車両重量が増加する傾向にある一方で、環境規制(=CAFE規制)のクリアも喫緊の課題となっています。日系及び米国自動車メーカー各社では、車両軽量化に大きく寄与するアルミサスペンションに対するニーズが拡大しており、特にアルミ鍛造サスペンションは、軽量化効果(鉄鋳造品比▲40%)、運動性能、乗り心地などが優れていることから採用が急激に増加しています。

 KAAPでも、2005年6月の生産開始以来、2006年4月に2号プレス設備、同年12月には3号プレス設備を追加導入するなど順調に生産を拡大しています。足元の生産量は19万本/月に達しており、既に受注が確定している製品だけで、2008年前半には3号プレス設備の能力が一杯となる見込みであります。それ以降も日系メーカーを中心に新規車種のアルミ化が検討されており、将来の需要の増加が期待されます。
 今回の追加投資は、このような状況を踏まえ決定したもので、4号プレス設備が稼動する2008年4月にはKAAPの生産能力は28万本/月まで拡大することとなり、需要増に対応した安定供給体制を構築します。

【 Kobe Aluminum Automotive Products LLC 概要 】
 所在地 : 米国ケンタッキー州ボーリンググリーン市
 設 立 : 2003年5月設立(2005年6月生産開始)
 代表者 : 藤井 拓己(神戸製鋼所出身)
 資本金 : 24百万米ドル 
 株主構成: 神戸製鋼所60%、三井物産25%、豊田通商15%
 売上高 : 2006年実績/約30百万米ドル(約35億円)
       2008年見込/約70百万米ドル(約81億円) 
 総投資額: 66百万米ドル(約76億円。今回の増強投資は除く)
 主要設備: 連続溶解鋳造設備、6,300トンメカニカルプレス×3基、熱処理設備×2基、検査設備 
 従業員 : 約180名 

 
◆参考画像:
 KAAP建屋全景 
 6300トンプレス設備 
 (※ 関連資料を参照してください。)

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