SAPジャパンとベリングポイント、ソリューション全分野の共同事業計画策定など協業拡大
SAPジャパンとベリングポイント、戦略的協業の拡大に合意
~SAP認定コンサルタント数を増員し、日本企業のグローバル化を強力に支援する~
SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ロバート・エンスリン、以下SAPジャパン)、ベリングポイント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:内田士郎、以下ベリングポイント)は、ERP(基幹業務システム)をはじめとするSAPが提供するソリューション全分野において、共同事業計画を策定したことを発表しました。
両社は、昨年に引き続き重点産業分野の選定を行うほか、SAP ERP 2005のコンサルタント数を増員します。また、SAPジャパンは、ベリングポイントに対する営業支援体制を増強するなど、昨年より高い事業目標とその実現を目指すことでさらなる協業関係を強化していくことで合意しました。
両社は、戦略的協業を進める上で、製造流通(自動車部品、重工業、非鉄金属、消費財、小売等)、メディアおよび公共関連を重要業界として選定します。さらに、SAPが提唱するエンタープライズSOA(サービス指向アーキテクチャ)、ビジネスプロセス・プラットフォーム(BPP)、また、内部統制や貿易規制対応をはじめとする法規制対応の複数の分野を主要活動分野として選定します。これらの分野において、両社の責任担当部門間で詳細な戦略を策定し、共通するお客様へのシームレスな共同マーケティング、営業活動を実施し、プロジェクト支援体制を整備します。さらに、プロジェクト完了後の連携まで視野に入れた総合的な協業体制を強化して、グローバルに進出する日本企業を支援します。
ベリングポイントでは、システム環境の変化に柔軟に対応可能なプラットフォームSAP ERP 2005の認定コンサルタントを新たに300名増員する予定であり、さらに他の協力会社と共同で戦略的にリソースを確保して、市場でニーズが高まっているSAP技術者の需要に対応していきます。
SAPジャパンは、ベリングポイントとの協業ビジネスを促進させるため、これまで提供してきた営業支援体制に加えて、次のような支援を新たに開始します。
1.プリセールスなどを含む営業支援
2.共同マーケティングプログラム
3.共同プロジェクト立ち上げのためのコンサルティング・リソース
4.要員育成のための特別教育プログラム
5.各種ソリューション最新情報
べリングポイントは、本年度「SAP AWARD OF EXCELLENCE 2007」の最優秀賞”プロジェクト・オブ・ザ・イヤー”を受賞しています。
今年も両社の戦略的な提携により、エンタープライズSOA、BPP、コンプライアンスなど新しい分野への積極的な投資を行い、先進的なソリューションをご提供していきます。
以 上
■SAPジャパンについて
SAPジャパンは、企業向けビジネス・ソフトウェアの分野において世界のリーディングカンパニーであるSAP AGの日本法人として、1992年に設立されました。SAPは統合基幹業務ソフト(ERP)をはじめ、サプライヤ・リレーションシップ・マネジメント(SRM)やサプライチェーン・マネジメント(SCM)、カスタマーリレーションズ管理(CRM)、企業向けポータル(Enterprise Portal)、製品ライフサイクル管理(PLM)などの構築を可能にするさまざまなソリューションを提供しています。すでに世界では120カ国、38,000以上の企業で利用されており、企業内、および企業間のあらゆるビジネスプロセスの統合・効率化を達成しています。日本国内でもすでに1,950社以上の企業グループで利用され、日本企業の情報化の推進、国際競争力および企業価値の向上に貢献しています。
(http://www.sap.com/japan)
SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。
その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
■ベリングポイントについて
ベリングポイントは、世界最大手のビジネスコンサルティング会社のひとつであり、ビジネスとテクノロジーを融合させることにより、グローバル企業ならびに政府機関のビジネスをサポートしています。世界中で17,500名におよぶプロフェッショナル・スタッフが、顧客企業の事業戦略立案、財務再構築、ビジネスモデルの再構築から業務変革、ITソリューション導入、システム・インテグレーション、組織と人の変革、システムの保守、業務の運用に至るまで総合的に提供しています。日本においては、約1,000人の組織として、企業を成功に導くサポートをしています。2002年、アンダーセンのビジネスコンサルティング部門との統合後、社名をKPMGコンサルティングからベリングポイントに変更しました。世界で100万部の発行部数を誇るビジネス誌『フォーチュン』の調査で「コンピュータ・データサービス分野において米国で最も賞賛される企業」のひとつに選ばれています。(http://www.bearingpoint.co.jp)