日本アバイア、IPテレフォニーソフトの最新版「Avaya Communication Manager 4.0」を発表
日本アバイア、IPテレフォニーソフトウェア
「Avaya Communication Manager」の新バージョンを発表
よりスケーラブルでセキュアな機構を追加、高い事業継続性を実現
日本アバイア株式会社(東京都港区赤坂2-17-7、代表取締役社長:藤井克美)は、IPテレフォニーソフトウェアの新バージョン「Avaya Communication Manager 4.0」を発表します。
新バージョンでは、システム容量の拡大により、システムを集約しつつ拠点を分散化させる「マルチサイトの集中制御」に柔軟に対応し、ビジネスの継続性を強化します。また、外部認証サーバサーバーへの対応や標準準拠の音声暗号化機構SRTP(Secured RTP)に対応することにより、よりセキュアな環境を提供します。国内では3月19日から提供開始します。
「Avaya Communication Manager 4.0」では下記の点が強化されました。
・事業継続性の強化-
Wide Area Networkに障害が発生した場合にも、コミュニケーションの継続性を確保し、ビジネスの中断を最小限に抑えます。新機能のDial Plan Transparencyにより、サバイバルサーバ(LSP:Local Servivable ProcessorやESS:Enterprise Survivable Server)に切り替わった後も、ユーザーユーザーは一切ダイヤル操作を変える必要はなく、拠点間の通話でもCommunication Managerが自動的に公衆網への迂回を行います。またこのような障害時にも各拠点の通話記録(CDR)は保持されます。
・容量の拡大-
トランク容量を50%拡大し、メディア・サービス容量を追加したことにより、拡張時にも柔軟な対応が可能です。また、内線番号の設定が最大13桁にまで対応可能となりました。
・移動性の拡大-
Enterprise Mobility User機能により、複数のCommunication Managerシステム間でも、ユーザユーザーは自分の内線番号とパスワードを使用して、空いているIP電話機を自分の内線電話機として使用することができます。また、Avaya Extension to Cellular機能との併用により、ユーザーユーザーは別の事業所にいる場合にもIP電話機および携帯電話どちらでも電話を受けることが可能となります。これにより、複数の拠点にAvaya Communication Managerが設置されている企業において拠点間を頻繁に行き来する従業員は、シームレスなコミュニケーションが可能になります。
・集中制御の実現と標準準拠のセキュリティ機構への対応-
外部認証サーバーサーバー(RADIUS、Microsoft Active Directory、LDAP)との連携を実施し、ID・パスワードの集中管理が可能になります。また音声を送受信するためのRTP(real-time transport protocol)を暗号化する標準準拠のセキュリティ機構SRTP(Secured RTP)を新たにサポートし、セキュアな音声コミュニケーションを実現しています。
アバイア(Avaya Inc.)について
アバイア・インク(本社所在地:米国ニュージャージー州バスキングリッジ、NYSE:AV)は、世界の100万社以上の企業(FORTUNE 500(R)の90%を含む)に、コミュニケーション・ネットワークの設計、構築、管理を提供しています。信頼性にすぐれたIPテレフォニー・システムとコミュニケーション・ソフトウェア・アプリケーションとサービスの世界的リーダーとして、あらゆる規模の企業をサポートしています。
世界規模で提供できる包括的なサービスと、ビジネス・アプリケーションをともなった音声データ統合コミュニケーションに注力しており、お客様が既存のネットワークや新規に構築するネットワークを活用してよりよい業績を達成するためのお手伝いをしています。詳しくはアバイアのウェブサイトhttp://www.avaya.comをご覧ください。日本アバイアについては、http://www.avaya.co.jpをご覧ください。
※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。その他すべての商標は個々の商標権者に帰属します。