日本産業機械工業会、12月の産業機械受注状況を発表
平成18年12月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は、5,316億6,000万円、前年同月比80.8%となった。
内需は、3,312億800万円、前年同月比128.6%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比103.6%、非製造業向けは
同126.4%、官公需向けは同195.7%、代理店向けは同101.5%であった。
増加した機種は、化学機械(冷凍含)(124.8%)、タンク(261.4%)、プラスチック加工機械(109.5%)、圧縮機(119.2%)、運搬機械(108.7%)、変速機(104.6%)、その他機械(249.3%)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(96.3%)、鉱山機械(67.5%)、ポンプ(78.8%)、送風機(76.1%)、金属加工機械(50.6%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、2,004億5,200万円、前年同月比50.1%となった。
プラントは、2件、213億9,200万円であり、前年同月比は7.5%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(247.1%)、タンク(100.4%)、送風機(146.3%)、金属加工機械(351.4%)、その他機械(153.9%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(36.2%)、化学機械(冷凍含)(21.0%)、プラスチック加工機械(81.0%)、ポンプ(56.4%)、圧縮機(86.0%)、運搬機械(93.2%)、変速機(75.5%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
(1)ボイラ・原動機
外需の増加により前年同月比145.2%となった。
(2)鉱山機械
外需の減少により同53.1%となった。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同41.7%となった。
(4)タンク
化学、石油・石炭の増加により同149.8%となった。
(5)プラスチック加工機械
化学、自動車、外需の減少により同93.6%となった。
(6)ポンプ
官公需、外需の減少により同71.4%となった。
(7)圧縮機
化学、一般機械、電力、代理店の増加により同103.1%となった。
(8)送風機
鉄鋼、官公需の減少により同83.9%となった。
(9)運搬機械
情報通信機械、その他製造業、官公需の増加により同102.8%となった。
(10)変速機
化学、外需の減少により同97.8%となった。
(11)金属加工機械
外需の増加により同117.7%となった。
表1、2