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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.10.Mon
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2007'07.09.Mon

日本産業機械工業会、平成18年の産業機械受注状況を発表

平成18年 産業機械受注状況
(平成18年1~12月)


 平成18年の産業機械受注総額は、前年比103.2%の6兆185億円と2年連続で前年を上回り、9年ぶり(平成9年以来)に6兆円を超えた。

 内需は、前年比103.2%の3兆4,787億円となり、2年連続で前年を上回った。
 外需は、前年比103.1%の2兆5,397億円となり、2年連続で前年を上回った


1.需要部門別受注状況

(1)内 需
 1)製造業
  食品、石油・石炭、鉄鋼、造船向けが減少したものの、紙・パルプ、化学、窯業土石、電気機械、自動車、その他製造業向けの増加により、前年比104.5%の1兆4,386億円となり、4年連続で前年を上回った。
 2)非製造業
  建設、卸・小売向けが減少したものの、電力、運輸、その他非製造業向けの増加により、前年比116.2%の1兆378億円となり、2年連続で前年を上回った。
 3)民需計
  1)と2)を加算した民需の合計は、前年比109.1%の2兆4,764億円となり、2年連続で前年を上回った。


2.機種別受注状況

(1)ボイラ・原動機
 紙・パルプ、鉄鋼、電力、外需の増加により、前年比127.7%の1兆5,118億円となり、2年連続で前年を上回った。

(2)鉱山機械
 鉱業、建設、代理店の減少により、前年比88.0%の368億円となり、3年ぶりに前年を下回った。

(3)化学機械(冷凍機械を含む)
 化学、電気機械(情報通信含む)、電力、その他非製造業が増加したものの、官公需、外需が減少し、特に外需が前年に天然ガス関連の大口契約を複数受注した反動もあって大幅に減少したことから、前年比89.4%の2兆4億円となり、4年ぶりに前年を下回った。

(4)タンク
 化学、石油・石炭、電力が増加したものの、外需が減少したことから、前年比89.4%の616億円となり、2年ぶりに前年を下回った。

(5)プラスチック加工機械
 金属製品、電気機械(情報通信含む)、外需が増加したものの、化学、一般機械、自動車が減少したことから、前年比98.4%の2,027億円となり、5年ぶりに前年を下回った。

(6)ポンプ
 電力、外需が増加したものの、卸・小売、官公需、代理店が減少し、特に官公需が大幅に減少したことから、前年比92.1%の3,075億円となり、2年ぶりに前年を下回った。
 4)官公需
  地方公務向けを始めとする全ての需要先が減少し、前年比87.5%の6,637億円となり、6年連続で前年を下回った。
 5)代理店
  前年比98.6%の3,385億円となり、2年ぶりに前年を下回った。

 なお、内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(119.8%)、化学機械(冷凍含)(101.5%)、タンク(118.5%)、圧縮機(118.8%)、送風機(104.3%)、変速機(106.4%)、その他機械(102.5%)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(84.1%)、プラスチック加工機械(91.9%)、ポンプ(82.5%)、運搬機械(95.2%)、金属加工機械(73.6%)の5機種である(括弧は前年比)。

(2)外 需
 中東、アフリカ、オセアニア、ロシア・東欧向けが減少したものの、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ向けの増加により、前年比103.1%の
2兆5,397億円となった。

 なお、外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(140.6%)、プラスチック加工機械(104.0%)、ポンプ(118.5%)、圧縮機(146.2%)、運搬機械(106.1%)、変速機(105.8%)、金属加工機械(120.4%)、その他機械(142.7%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(99.0%)、化学機械(冷凍含)(80.2%)、タンク(80.5%)、送風機(82.0%)の4機種である(括弧は前年比)。

(7)圧縮機
 化学、石油・石炭、鉄鋼、一般機械、その他非製造業、外需の増加により、前年比131.2%の3,112億円となり、4年連続で前年を上回った。

(8)送風機
 官公需が大幅に減少したものの、鉄鋼、電力、運輸の増加により、前年比100.9%の273億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

(9)運搬機械
 一般機械、電気機械(情報通信含む)、電力、外需、代理店が増加したものの、鉄鋼、運輸、卸・小売、その他非製造業が減少したことから、前年比98.6%の4,011億円となり、4年ぶりに前年を下回った。

(10)変速機
 窯業土石、その他輸送機械、電力、外需の増加により、前年比106.3%の723億円となり、4年連続で前年を上回った。

(11)金属加工機械
 外需が増加したものの、鉄鋼向けが前年に大口契約を複数受注した反動もあって減少したことから、前年比94.5%の1,977億円となり、2年ぶりに前年を下回った。

(12)その他機械
 官公需、外需の増加により、前年比109.4%の8,876億円となり、4年連続で前年を上回った。

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