矢野経済研究所、玩具・ゲームコンテンツ関連市場に関する調査結果を発表
玩具産業市場調査結果2007
◆調査要綱
矢野経済研究所では、玩具・ゲームコンテンツ関連市場に関する調査を行った。
調査方法:面接取材、電話取材、郵送アンケート調査による。
調査期間:2006 年10 月~2007 年1 月
調査対象:玩具・ゲームコンテンツ関連メーカー、卸問屋、小売事業者
◆調査結果サマリー
[玩具9品目(*)市場]
★05年度、玩具産業の市場規模は玩具9 品目国内出荷額ベースで、前年比8.7%増の1兆349億円となった。任天堂の「ニンテンドーDS」及び対応ソフトウェアの爆発的ヒットが市場を牽引したため、3年ぶりの増加となった。しかしながら少子化等の影響により、テレビゲームを除いた8品目の市場は前年比0.1%増の3,139億円にとどまっている。06年度の玩具9品目・国内出荷市場規模は前年比16.4%増の1 兆2,041億5,000万円になると推計される。
(*)玩具9 品目定義:
【 分類 / 分類される商品 】
1.電子玩具 電子ゲーム、電子ぬいぐるみ類、キッズパソコン、ハンディカラオケ、体感ゲーム
2.模型、ホビー プラモデル、ホビーラジコン、モデルガン、その他ホビー
3.男児キャラクター・男児玩具 男児キャラクター玩具、トイラジコン、その他男児玩具
4.女児キャラクター・女児玩具 女児キャラクター玩具、きせかえ、その他女児玩具
5.ゲーム類 ボードゲーム、アナログゲーム、一般ゲームなど
6.ぬいぐるみ ぬいぐるみ、人形、その他ぬいぐるみ類
7.基礎玩具 知育・ベビー玩具、ブロック類、乗物、その他基礎玩具、ジグゾーパズル
8.季節物、雑玩具 節句人形、花火、水物、その他の玩具
9.テレビゲーム テレビゲームハード、携帯型ゲーム機、テレビゲームソフト
(社)日本玩具協会の商品分類コードを参考に9 品目に分類したもの。通常「玩具市場」とする場合は上記を指す。
[玩具9品目以外(**)の注目市場]
★05~06年度、フィギュア、オンラインゲーム、携帯アプリゲーム、筐体カードゲーム市場が好調に推移。また、04年頃から流行し始めた脳トレゲームが新たな市場を形成している。
(**)従来独立した分類カテゴリに無かったため市場規模を算出していなかった市場。一部、上記9品目と重複。
<資料体裁>
資料名:玩具産業白書2007年版
発刊日:07年1月29日 体裁:A4判471頁 定価:115,500円(税込)
○ 株式会社矢野経済研究所
所在地:東京都中野区本町2-46-2 代表取締役社長:水越孝
設立:1958年3月 年間レポート発刊:約250タイトル URL: http://www.yano.co.jp/