平成16年4月14日
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
http://www.ns-research.jp/
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ネットアンドセキュリティ総研、
「小霊通の最新動向 (3)-2003年下期-」を販売開始
~ 後発メーカの参入で市場も活気づいた小霊通 ~
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■■ 要約 ■■
インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ
総研株式会社(代表取締役 原 隆志 東京都港区)は、モバイル・マーケテ
ィング・レポートの企画・制作を行うエムレポート(代表 大門 太郎)が、
中国における小霊通市場の動向について調査し、レポートにまとめた「小霊通
の最新動向 (3)-2003年下期-」の販売を開始した。
【詳細URL】
http://shop.ns-research.jp/p-xlt03.shtml
■■ 調査内容 ■■
■ SMS互換が進む小霊通市場
China TelecomやChina Netcomが小霊通におけるSMS互換を進めている。中国・
情報産業部からも2004年3月から小霊通SMSの相互通信の参入許可を得たという。
さらに小霊通事業者以外にも、China MobileやChina Unicomとも互換を進めて
いる。かつては一斉値下げなどの対策を講じ、小霊通事業者と熾烈な攻防を展
開してきた携帯電話事業者2社も、小霊通とのSMS互換サービス開始に向けて動
き出している。
■ 中国メーカも続々参入
当初、UTStarocm ChinaやZTE、Lucent Chinaの独壇場であった小霊通市場に、
大手中国メーカ各社が後発参入を果たしている。Huawei TechnologiesやKonka
Group、TCLなどがこれにあたる。後発参入の背景には、小霊通ユーザが月間
100万の新規加入ペースで成長しており、第2勢力となるHuaweiやTCLなどは参
入の余地があるものと判断したようだ。
こうした中国メーカの参入に伴い、小霊通市場も継続した成長が見込めそうだ。
ただ、月間500万ペースで推移している携帯電話市場には遠く及ばないため、
携帯電話の補完的役割を担う移動体通信サービスとなる可能性も高い。
■ キーワード
・SMS互換が進行
小霊通SMSの互換化が進み、すでに小霊通事業者間では通信が可能だ。今後は
携帯電話事業者とも互換が可能になる見込みとされる。
・後発メーカ参入続く
大手中国メーカ各社が続々と小霊通市場に参入している。すでに端末の販売も
開始され、端末市場を賑わせつつある。
・3G開始を前に市場は堅調
2005年の開始が見込まれる3Gサービスは小霊通普及の最大懸念事項とされる。
3G開始前夜となる2004年はユーザ獲得が堅調に進むものとみられる。
■ ユーザ数の推移と予測(2001年~2005年)
・2003年は3,000万、その後も市場は拡大
2002年で1,200万に達していた小霊通ユーザが、2003年は3,000万に達した模様
だ。小霊通の通話料はGSM方式の携帯電話に比べて、1/5~1/8程度と安価な点
が受け、地方都市などでユーザの支持を集めている。現在では中国全土で月間
約100万以上の新規ユーザを獲得しているとされる。
■ 小霊通事業者の動向
・3Gエリアの早期的な構築が課題
小霊通市場の拡大を阻む最大の難敵が3Gサービスだ。中国国内における3Gサー
ビスでは4~6社の通信事業者に3G免許が交付される見通しで、China Telecom
とChina Netcomにとっては悲願の携帯電話サービスへの正式参入が可能となる。
しかし、携帯電話市場には早々に全国サービスを展開しているChina Mobileや
China Unicomが存在しており、すでに2社合計で2億5,000万という膨大なユー
ザ数を獲得している。
■■ 資料目次 ■■
要約
キーワード
1.市場概況
SMS互換が進む小霊通市場
中国メーカも続々参入
2.ユーザ数の推移と予測(2001年~2005年)
2003年は3,000万、その後も市場は拡大
図:小霊通の累積ユーザ数推移と予測
表:小霊通の累積ユーザ数推移と予測
3.小霊通事業者の動向
3Gエリアの早期的な構築が課題
China Telecom系事業者の動向
携帯電話事業者とSMS互換を進めるGuangdong Telecom
小霊通ユーザが50万を突破したGuangzhou Telecom
China Netcom系事業者の動向
2004年6月に携帯電話ともSMSが可能
2004年に781万の新規ユーザ獲得を計画
SMSの相互通信を進めるChina Netcom
新規加入は番号選択が可能なBeijing Com
2004年に100万ユーザの加入を目指すBeijing Com
電話番号配布数を拡大するBeijing Com
10,000局の基地局を設置したBeijing Com
端末無料サービスでユーザが急増したBeijing Com
4.メーカの動向
中国メーカが小霊通事業へ相次ぎ参入
China Netcomから約90億円の契約を受注した米UTStarcom
表:米UTStarcomによる中国市場への小霊通設備の供給実績
(2003年9月以降)
上期中に12機種を投入するHuawei
小霊通事業に苦悩する日本メーカ
2003年度に600万台の端末出荷を目指す京セラ
表:京セラにおける小霊通端末販売台数の推移
表:京セラにおけるPHS関連機器の連結売上高の推移
日本市場向け高度化PHSを披露した三洋電機
表:三洋電機における小霊通基地局販売台数の推移
表:三洋電機における電話機の連結業績推移
中国向けアダプティブ・アレイ・アンテナを開発した日立製作所
LSI生産を委託した沖電気工業
小霊通への新規投資よりも3Gへ注力するPMC
PP-CECと小霊通事業で提携した神田通信工業
5.その他の動向
日本とは異なる中国の移動体通信市場
小霊通普及に向けて技術の標準化
小霊通へのサービス拡大を検討するTOM Online
クレヨンしんちゃんの画像を配信するネットビレッジ
6.関連リンク
表:関連リンク(五十音順)
■■ 概要 ■■
【詳細】
商 品 名:小霊通の最新動向 (3)-2003年下期-
発 刊 日:2004年4月7日
判 型:A4版19頁〔PDF資料〕
発 行:エムレポート
販 売:ネットアンドセキュリティ総研株式会社
頒 価:15,750円(税抜 15,000円+消費税 750円)
【詳細URL】
http://shop.ns-research.jp/p-xlt03.shtml
【お申し込み方法】
上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらよりお申し込みいただく形となります。
■■ ネットアンドセキュリティ総研株式会社 ■■
・設 立:1996年10月
・資 本 金:151,450,000円(2003年11月20日現在)
・代 表 者:代表取締役 原 隆志
・事業内容:インターネットビジネスの総合シンクタンク
・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、運
用、顧客対応業務の代行
・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティホ
ール情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を
提供
・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、
受託、調査資料の制作・販売
・インターネットリサーチの実施および事業立ち上げ支援
サービスなど
・U R L: http://www.ns-research.jp/
・連 絡 先:〒106-6138
東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー38F
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