ノバルティスと持田製薬、「ディオバン」の共同プロモーション提携契約を締結
ディオバン（Ｒ）の共同プロモーション提携契約の締結について
ノバルティス ファーマ株式会社（代表取締役社長：馬場宣行）と持田製薬株式会社（代表取締役社長：持田直幸）は、このたび、選択的ＡＴ１受容体ブロッカー「ディオバン（Ｒ）」（一般名：バルサルタン）の共同プロモーション提携契約について合意いたしました。
この合意に基づき、両社は、「ディオバン（Ｒ）錠」の２０ｍｇ、４０ｍｇ、８０ｍｇ、１６０ｍｇの１成分４製剤について、２００７年２月から共同プロモーションを開始いたします。
この契約は、競争が激化するＡＲＢ市場において、優れた降圧効果を有する「ディオバン」の更なる成長を目指すノバルティス ファーマと、重点領域である循環器領域の基盤を更に強化したい持田製薬の意向が合致したことから実現したものです。
ノバルティス ファーマ 社長 馬場宣行は、「アテレック、エパデールなどの製品により、循環器領域で継続して成長を続けている持田製薬のパートナーシップを得たことを大変嬉しく思います。当社の重要製品である『ディオバン』の有効性・安全性に関する医療機関への情報提供活動を更に充実させることにより、これまで以上に高血圧患者さんのお役に立てるものと期待しています」と述べています。
持田製薬 社長 持田直幸は、「ＡＲＢ売上世界Ｎｏ．１である『ディオバン』の共同プロモーションのパートナーに選ばれたことは、循環器領域における当社の学術情報活動力を高く評価いただいた結果と考えております。約４０００万人の高血圧患者さんのためにも、当社の持続性Ｃａチャネル拮抗降圧剤『アテレック』に加え『ディオバン』の有用性について、医療関係者に迅速かつ広汎に情報提供して参ります」と述べています。
両社は今回の共同プロモーションの合意により、「ディオバン」の豊富なエビデンスや適正情報をより綿密に提供することができるものと期待しています。
ディオバンについて
「ディオバン」は、レニン・アンジオテンシン系の研究に初期から携わってきたノバルティス ファーマ社（スイス・バーゼル市）が合成・開発した薬剤で、血圧の上昇に関与しているアンジオテンシンＩＩのタイプ１受容体を選択的にブロックするＡＲＢ（ＡｎｇｉｏｔｅｎｓｉｎＩＩ Ｔｙｐｅ１ Ｒｅｃｅｐｔｏｒ Ｂｌｏｃｋｅｒ）です。「ディオバン」は、高血圧治療の第一選択薬として、世界約１００カ国で承認されています。日本では、２０００年に発売されて以来、優れた降圧作用と心血管保護作用を示す大規模臨床試験による豊富なエビデンスにより、医療従事者より高い評価を得ています。
ノバルティス ファーマ株式会社について
ノバルティス ファーマ株式会社は、スイス・バーゼル市に本拠を置くヘルスケアにおける世界的リーダー、ノバルティスの医薬品部門の日本法人です。ノバルティス グループ全体の２００６年の売上高は３７０億米ドル（約４兆２，９４３億円）で、当期純利益は７２億米ドル（約８，３５４億円）、研究開発費は５４億米ドル（約６，２０５億円）でした。スイス・バーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約１０１，０００人の社員を擁しており、世界１４０カ国以上で製品が販売されています。 http://www.novartis.co.jp/
持田製薬株式会社について
持田製薬株式会社は、創業以来独創的な医薬品の研究開発に取り組み、現在は循環器・産婦人科・皮膚科・救急の４領域を重点領域として、持続性Ｃａ拮抗降圧剤「アテレック」や高脂血症治療剤「エパデール」などを販売しております。また総合健康関連企業グループとして、医療機器、ヘルスケア、医薬品製造のグループ会社を擁し、医療と健康の分野に幅広く貢献しています。２００６年３月期（連結）の売上高は７０６億円、当期純利益は４９億円、従業員は約１，８００名です。 http://www.mochida.co.jp/
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以上