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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

ニュースサイトなど宛てに広く配信された、ニュースリリース(プレスリリース)、 開示情報、IPO企業情報の備忘録。 大手サイトが順次削除するリリースバックナンバーも、蓄積・無料公開していきます。 ※リリース文中の固有名詞は、発表社等の商標、登録商標です。 ※リリース文はニュースサイト等マスコミ向けに広く公開されたものですが、著作権は発表社に帰属しています。

2025'02.13.Thu
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2007'07.04.Wed

サントリー、2007年の「食品カンパニー」事業方針を発表

2007年 サントリー「食品カンパニー」事業方針


 サントリー(株)食品カンパニーは、2007年も引き続き「成長の持続」と「収益力の強化」を中期経営ビジョンとして掲げ、事業を展開していきます。

 今後、国内の食品総市場は、少子高齢化に伴う人口縮小などの影響で減少していくと推定されるなか、当社は「成長の持続」と「収益力を強化」を遂行するため、国内の事業強化に加え、海外における食品事業も強力に推進していきます。特に、中国・東南アジアにおいて、清涼飲料や健康食品も中心に事業を拡大し、売上げの大幅な増加を図ります。
 国内においては、「伊右衛門」「ウーロン茶」「BOSS」などのメガブランド商品のブランド力のさらなる強化とともに、「黒烏龍茶」など「健康」をキーワードとした高付加価値商品や、チルド分野でプレミアムカテゴリーを創造した「スターバックス ディスカバリーズ」のような新領域での商品を積極的に投入し、事業の領域を拡大していきます。

 
1.食品事業
●2006年 振り返り
 清涼飲料総市場は、前年を1%程度下回る16億ケースと推定されます。ジャンル別には、ミネラルウォーターが対前年117%と大きく伸長する一方、コーヒー飲料が99%、緑茶飲料が94%と前年を割り込んだと推定しています。
 このような中、当社は、基幹ブランドである「伊右衛門」「ウーロン茶」「BOSS」「DAKARA」「天然水」「PEPSI」のブランド力の強化を図るとともに、「黒烏龍茶」などの新商品を投入しました。また、チルド飲料では、「スターバックス ディスカバリーズ」も好調に推移しました。その結果、当社清涼飲料事業は、3億2,380万ケース(前年比100%)の販売となりました。

●2007年 方針
 清涼飲料総市場は、前年並の16億ケースと予想しており、緑茶飲料を中心とする無糖茶やコーヒーなどの市場で、各社の競合状況はますます激しくなるものと思われます。
 当社は、さらなる売上増・シェア拡大を目指し、「伊右衛門」「ウーロン茶」「BOSS」「DAKARA」「天然水」「PEPSI」をはじめとしたブランドの育成・強化を図るべく積極的な活動を展開するとともに、新たな価値を持った新商品を投入していきます。
 本年度は、総市場を4ポイント上回る前年比104%、3億3,600万ケースの販売を目指します。

【各ブランドについて】
▼「伊右衛門」 ― さらなるブランド基盤の強化を目指す
 「伊右衛門」は、老舗茶舗のお茶を通じ、日本が大切にしてきた豊かな文化、スローライフの素晴らしさや愉しみをお伝えするために、様々な活動を展開してきました。本年も"最も美味しいお茶であり続けること"を目標に品質向上に努め、さらなるブランド基盤の強化を図っていきます。発売4年目を迎える本年は、さらに多くのお客様に日本茶のおいしさ・愉しみをお伝えするための活動を強化していきます。"新しい日本茶の味わい、愉しみ方"を提案するほか、新たな商品ラインナップや、店頭活動、キャンペーン、TVCMをはじめとした広告活動も積極的に展開していきます。
 本年度は、5,200万ケース(前年比104%)の販売を目指します。

▼「ウーロン茶」 ― 「黒烏龍茶」とともに「美容・健康価値」を訴求
 昨年5月に発売した特定保健用食品「黒烏龍茶」は、当社の長年の研究に裏づけされた"脂肪の吸収を抑える"という機能が多くのお客様に評価され、当初年間販売計画200万ケースを大幅に上回る620万ケースの販売を達成しました。その結果、ウーロン茶トータルで4,810万ケース(前年比104%)の販売となりました。本年もロングセラーブランドとして幅広い層のお客様に親しまれている「ウーロン茶」とともに、"美容・健康にいいお茶"としてのウーロン茶の本質的な価値をお客様にさらに訴求していきます。広告や、キャンペーンの実施など、様々な活動を展開し、独自のブランド価値を拡げていきます。
 本年度は、ウーロン茶トータルで5,050万(前年比105%)ケースの販売を目指します。

▼「BOSS」 ― 発売15周年。大型キャンペーンなど積極的な活動を展開
 「働く人々の相棒コーヒー」としてお客様に親しまれている「BOSS」は、昨年、「レインボーマウンテンブレンド」「ボス W.E.B.[微糖]」「ブラック」「カフェオレ」を4つの柱として、ブランドを育成・強化してきました。また、新しいコンセプトの商品を投入し、ラインナップの充実を図りました。この結果、昨年の「BOSS」は、6,220万ケース(前年比100%)の販売を達成しました。
 本年は、各商品のブランド力をさらに高めるため、「レインボーマウンテンブレンド」を中心に、発売15周年を記念した大型キャンペーンや広告活動を積極的に展開していきます。さらに、1月23日(火)から発売する「ボス カフェモカ<贅沢アロマ>」など、斬新な新商品を提案し、新たな「BOSS」ユーザーを獲得していきます。
 本年度は、6,400万ケース(前年比103%)の販売を目指します。

▼「DAKARA」 ― 機能性飲料の定番ブランドとして、健康価値を強化
 発売以来、機能性飲料の定番ブランドとして評価をいただいている「DAKARA」は、本年、食塩不使用(ナトリウムフリー)の中味にリニューアルします(リリースNo.9676参照)。現代人のアンバランスな食生活を考えた「DAKARA」ならではの価値を強化するとともに、味わいもさらにすっきりと飲みやすく改良し、パッケージもより健康感・安心感のあるデザインに生まれ変わります。また、「ビタミンウォーター」は、2005年11月に発売以来、ほんのり甘いレモン味とすっきりとした後味がお客様から大変好評をいただいています。本年も引き続き、速水もこみちさんをTVCMに起用し、また、様々なプロモーション活動と共に、「ビタミンウォーター」の持つ価値をより多くのお客様にお伝えしていきます。本年度は、DAKARA計で2,350万ケース(前年比102%)の販売を目指します。

▼「天然水」 ― No.1ブランドのポジションをより強固なものに
 「サントリー天然水」は、本年も引き続き自然環境を保全する活動を進め、お客様に"自然、安全、おいしい"天然水をお届けします。本年は天然水の清らかさと冷たい水のおいしさを、より多くのお客様にお伝えするために、パッケージを一新(リリースNo.9676参照)、「サントリー天然水」計で3,570万ケース(前年比111%)の販売を目指します。
 また、昨年10月には、<南アルプス><阿蘇>に続く第3番目の天然水の新工場「サントリー天然水株式会社 奥大山ブナの森工場」(鳥取県日野郡江府町)の建設を開始し、2008年春の竣工を目指し準備を進めています。
 さらに、水事業トータルでは、「ヴィッテル」「コントレックス」「ペリエ」「サンペレグリノ」「アクアパンナ」と、多様化する飲用シーン、お客様のニーズに合わせ、世界各国から様々なタイプのミネラルウォーターをラインナップし、さらなる水事業の拡大を図ります。

▼「PEPSI」 ― ゼロカロリーコーラ市場でのポジションをより強固なものに
 「ペプシネックス」は、PEPSIの新たな主力商品として昨年3月から発売、厚みがありながらキレのあるすっきりした味わいで幅広い層のお客様から大変ご好評をいただき、コーラ市場におけるゼロカロリー分野で約半分のシェアに迫る勢いとなりました。
 本年は、このポジションをより強固なものにするために、「ペプシネックス」は"ゼロカロリーでおいしいコーラ"を追求し、味わい・パッケージをさらに強化していきます(リリースNo.9676参照)。魅力あふれるプロモーション活動を積極的に展開するとともに、話題性のあるTVCMも投入していきます。本年度は、2,050万ケース(前年比100%)の販売を目指します。

 この他、チルド飲料では、「スターバックス ディスカバリーズ」の生産体制を増強し、2月6日(火)から中部3県(愛知・岐阜・三重)、2月20日(火)から近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀)のコンビニエンスストアに販売エリアをさらに拡大するなど、より積極的な活動を展開していきます。
 

2.健康食品事業
●2006年 振り返り
 「セサミンEプラス」をはじめ、「DHA&EPA+セサミンE」や「グルコサミン&コンドロイチン」「黒酢にんにく」「アラビタ」などが好調に推移し、その結果、売上は270億円(前年比117%)となりました。

●2007年 方針
 引き続き「セサミン」シリーズをはじめとする"自然のちから"シリーズのラインナップを育成・強化します。また、お客様のニーズにお応えする新商品を投入します。TV通販をはじめ様々な広告活動やサンプリング活動も引き続き実施することで、当社の健康食品の魅力をお伝えしていきます。
 本年は、290億円(前年比109%)の売上を目指します。


3.海外食品事業
●2006年 振り返り
 「烏龍茶」「冰烏龍(ピンウーロン)」ともに全面リニューアルを実施、また、新商品も投入したことで好調な販売となり、さらに果汁飲料の伸長などにより、中国、台湾の清涼飲料事業トータルで約600万ケース(前年比117%)の販売を達成しました。また、この他、健康食品・加工食品を製造するシンガポールのCerebos Pacific Limitedや、北米で清涼飲料のボトラー事業を行うPepsi Bottling Ventures LLCも順調に売上を伸ばしました。

●2007年 方針
 上海エリアを中心に、積極的なマーケティング活動を行ない、ブランド力のさらなる強化を図ります。本年度の中国、台湾の清涼飲料事業は、700万ケース超(前年比122%)の販売を目指します。また、北米やシンガポールなど、その他のエリアにおいても、積極的に事業を拡大していきます。


4.ハーゲンダッツジャパン社
●2006年 振り返り
 品質・ブランド力のさらなる強化を図り、基幹商品であるミニカップ「バニラ」や「ストロベリー」を中心に、「アフォガート」やクリスピーサンド「ロイヤルミルクティー」といった新商品もお客様からご好評をいただきました。その結果、アイスクリーム総市場が前年並みとなる中、ハーゲンダッツジャパン社は、前年を上回る販売となりました。

●2007年 方針
 引き続き、ブランド力、品質のさらなる向上と、新商品開発の強化を柱として活動します。広告活動やキャンペーンの実施、ハーゲンダッツショップの魅力的な店舗作りなどの活動によりブランド力の向上を図っていきます。また、クリスピーサンド、パルフェに続く新カテゴリーの商品を投入していきます。


以 上

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