シャープ、超小型のワンセグ放送受信用フロントエンドモジュールを発売
業界最少※1の消費電力、業界最高レベルの高感度特性を実現
業界最小※1 地上デジタル1セグメント※2放送受信用
フロントエンドモジュールを発売
シャープは、業界最小のパッケージサイズ(9.0×9.0×1.5mm)を実現した地上デジタル1セグメント放送受信用フロントエンドモジュール<VA35JZ9910>を開発、量産出荷を開始します。
2006年4月より開始された地上デジタル1セグメント放送「ワンセグ放送」は、昨年12月全都道府県の県庁所在地での受信が可能となり、視聴機能を搭載した携帯電話などのモバイル機器が急増しています。このため、基幹部品である「ワンセグ放送」受信用フロントエンドは、小型・低消費電力に加えて、安定した受信性能が強く求められています。
当製品は、こうしたニーズに対応し、新たにコンパクト性や省電力性に優れた高周波ICを開発、業界最小のパッケージサイズ(9.0×9.0×1.5mm)と業界最少の消費電力(95mW※3)を実現しました。また、業界最高レベルの高感度特性(-109dBm)により、電波の弱い場所でも良好な受信を可能にしています。
シャープは、今後ともモバイル機器の一層の小型化と低消費電力化に貢献するキーデバイスの開発を拡充、強化してまいります。
品 名:地上デジタル1セグメント放送受信用 フロントエンドモジュール
形 名:VA35JZ9910
サンプル価格(税込み):10,000円
量産時期:2007年1月30日
生産能力:1,000,000台(月産)
■主な特長
1.業界最小のパッケージサイズ(9.0×9.0×1.5mm)を実現(従来比※4:19%減)
2.業界最少の消費電力(95mW)を実現(従来比※4:17%減)
3.業界最高レベルの高感度特性(-109dBm)の達成により、電波の弱い場所でも良好な受信が可能
※1 2007年1月23日現在。当社調べ。
※2 国内地上デジタル放送では、各チャンネルを13のセグメントと呼ばれるものに分割されており、そのうちモバイル向けには1セグメントだけが利用される。
※3 低消費電流モード時の平均消費電力値(ソフト制御による実使用時)
※4 当社従来機種:VA1A5JZ9902A
*詳細は添付資料をご参照ください。