アリアンツ火災海上保険、「学業継続費用保険」を販売開始
「学業継続費用保険」の販売開始
~学校経営の安定化と学生の就学継続を支援~
アリアンツ火災海上保険株式会社(本社:港区、以下「アリアンツ火災海上保険」)は、このたび「学業継続費用保険」の販売を開始いたしました。
「学業継続費用保険」は、学校等の児童・生徒・学生等(以下、「学生等」といいます。)の扶養者が病気やケガにより死亡や重度後遺障害となったり、扶養者がリストラ等により解雇されるなどの不測の事態により授業料の支払いが困難になった場合に、学校が定めた授業料等の免除規定に基づき免除された授業料等について、学校に保険金としてお支払いするものです。
一般的に私立の学校や大学は、学生等の家庭環境の急激な変化により授業料の支払いが困難となった場合に、授業料等の支払いを免除する補償規定等(以下「補償規定」といいます。)を策定しております。
少子化の影響で学生等の獲得競争が激しさを増す中、「学業継続費用保険」は、いっそう多様化する学校の補償規定に則した保険カバーを合理的な保険料で提供し、学校経営を財務面から支援いたします。
また、「学業継続費用保険」の導入により、新たに授業料等を免除する補償規定を導入する学校が増えるものと考えられ、学生等の就学継続に対する支援としても貢献できるものと考えております。
1.学業継続費用保険の概要と特長
(1)契約者・被保険者
本保険における契約者・被保険者は以下の学校となります。
1)授業料等の支払いが困難な学生等に対して支払いを免除する補償規定を有する学校
(教育基本法に定める学校をいいます。具体的には小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、専修学校、盲学校、聾学校、養護学校、幼稚園等となります。以下「学校等」といいます。)
2)この保険を導入するにあたって新たに補償規定を作成する学校等
(2)保険金を支払う場合
保険金支払事由が幅広くなっており、学校等の補償規定の内容に合わせた種々の組み合わせが可能となっています。具体的には以下の項目から選択できます(ただし、扶養者の病気・ケガによる死亡は必須となります)。
1)扶養者が病気・ケガにより死亡した場合
2)扶養者が病気・ケガにより重度後遺障害となった場合
3)災害により居住する家屋が損壊を被った場合
4)扶養者が離婚した場合
5)扶養者が勤務先のリストラや倒産により解雇された場合
(3)お支払いする保険金
入学時に学校等が定めた下記の費用から選択できます(ただし、授業料は必須となります)。
1)授業料
2)施設拡充費用
3)修学旅行費用
4)弔慰見舞金
2.保険料例
補償規定により授業料等を免除するリスクを合理的な保険料でカバーいたします。以下はその一例となります。
補償期間/ 卒業まで
保険金支払事由/ -扶養者の病気・ケガによる死亡
-扶養者の病気・ケガによる重度後遺障害
学校の種類/ 高等学校
補償する費用(年間)/ 授業料35万円、施設拡充費用15万円
1名あたり標準保険料(入学時一括支払い) 8,000円
アリアンツ・グループについて
1890年にドイツのベルリンに設立されました。以来、世界中の基幹産業や様々な巨大公共事業の保険を引き受け、高い評価を受けています。
現在、約70ヶ国にネットワークをはりめぐらし、従業員総数は17万人を数え、損害保険のみならず生命保険、リスクマネージメント、資産運用等お客様にグローバルなサポート、専門知識を提供しています。2005年度のグループ全体の収入は約1,009億ユーロ(約15兆6,400億円)、純利益は約44億ユーロ(約6,800億円)となっています。
日本におけるアリアンツ
1990年に「アリアンツ火災海上保険株式会社」(Allianz Fire and Marine Insurance Japan Ltd.)が設立されました。当初、在日ドイツ企業を始めとする多国籍企業を主な顧客として営業を開始しました。1999年にはアリアンツ・グループがA.G.F.(Assurances Generales de France)の過半数の株式を取得したことに伴い、A.G.F.東京支店の事業を統合しました。
2006年2月には日本における初めてのペット保険の販売認可を金融庁より取得し、日本におけるさらなる事業基盤の強化を図っています。
本社所在地:
東京都港区芝4-1-23 三田NNビル4階
TEL:03-5442-6500 (大代表)
URL:http://www.allianz.co.jp/
以 上