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ニュースリリースのリリースコンテナ第二倉庫

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2025'02.12.Wed
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2007'07.08.Sun

アジレント、ローコストRF測定器「Agilent N9320A スペクトラム・アナライザ」を販売

製品名: Agilent N9320A スペクトラム・アナライザ

アジレント・テクノロジーがローコストRF測定器市場に本格参入
3GHz対応で80万円台のスペクトラム・アナライザを市場投入


 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:海老原 稔、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、3GHz(ギガヘルツ)で80万円台のローコスト・スペクトラム・アナライザ「Agilent N9320A スペクトラム・アナライザ」を発表、本日より販売を開始します。出荷開始は2007年4月を予定しています。
 2006年11月に販売開始したローコスト信号発生器「Agilent N9310A RF信号発生器」とあわせてローコストRF測定器市場に本格参入、民生機器の量産試験、教育分野、サービス&メンテナンスなど、低価格RF測定器が求められる市場向けのソリューションとして販売していきます。

 今回発表の「Agilent N9320A スペクトラム・アナライザ」は、9kHz~3GHzの周波数レンジに対応し、80万円台ではクラス最高の最小分解能10Hz(ヘルツ)、平均表示雑音レベル -148dBm(プリアンプ使用時)、最小掃引時間9.2ミリ秒を実現しています。横幅320mmのコンパクト設計ながら、6.5インチの大型ディスプレイを採用しています。

 アジレント・テクノロジーでは、中国の成都にローコストのRF測定器の開発を行なう事業部を設立し、製品開発を進めてきました。今回発表の「N9320A」は、RF分野においてもローコスト製品を提供していくという当社の戦略に基づくものです。また、高成長のエレクトロニクス製造の世界市場に対して高付加価値のソリューションを提供していくという当社の戦略をさらに強化していくものでもあります。

 この製品はアジレントの直販営業のほか、当社の販売店網を通して販売していきます。

市場状況
 近年、コードレス電話や無線LANなど無線通信が多くの民生機器に搭載され、その用途も拡大しています。無線通信を搭載した民生機器の市場拡大につれて、価格競争が激化し、コスト低減のニーズも高まっています。そのため、特に民生機器の量産試験において、測定器に対しても低価格化のニーズが高まっています。また、学生実験などの教育分野、サービス&メンテナンス、研究開発部門の予備機としての用途などにおいても低価格のRF測定器が求められています。
 アジレントでは、このたび、このニーズに対応するスペクトラム・アナライザを開発しました。

「Agilent N9320A スペクトラム・アナライザ」の主な特長
*クラス最高の性能を実現:
 80万円台の価格帯でクラス最高のパフォーマンスを実現しています。たとえば、最小分解能10Hz、平均表示雑音レベル -148dBm(プリアンプ使用時)、最小掃引時間9.2ミリ秒といった性能は、このクラス最高の性能です。

*同クラスの製品と比べて約2倍高速な測定速度:
 9.2ミリ秒という最小掃引時間は、同クラスの他社スペクトラム・アナライザに比べ約2倍、高速です。製造試験の評価時間を短縮できるので、試験コストの削減につながります。

*使いやすいユーザーインタフェース:
 6.5インチ大型ディスプレイを標準装備し、ディスプレイのソフトキーは複数言語に対応しています(日本語は2007年春対応予定)。頻繁に使う操作キーが色分け区分されており、直感的な操作が可能です。また、USBおよびLANを標準装備し、PCとの接続も容易に行なうことができます。プログラミング制御にはSCPIコマンドに対応しています。

*横幅320mmのコンパクトサイズを実現:
 横幅 320mmのコンパクトな筐体となっています。2006年11月に販売開始したRF信号発生器「N9310A」と同じ大きさで、かつ同じ表示画面やキー配置を採用しています。

*主な仕様
 - 周波数レンジ:9KHz~3GHz
 - 分解能帯域幅:10Hz~1MHz
 - 掃引時間:9.2ミリ秒~4000秒 (スパン>0Hz)
 - 表示平均ノイズレベル:- 130dBm (標準) / - 148dBm (プリアンプ使用時)
 - 3次ひずみ(TOI):+13dBm (代表値)
 - USB、LAN標準装備

【参考】「Agilent N9310A  RF信号発生器」について
 2006年11月に販売開始したN9310Aは、3GHz対応で約82万という価格を実現した、当社としては最も低価格なRF信号発生器です。9kHz~3GHzの周波数レンジに対応し、AM、FM、φM、パルスを含むアナログ変調を標準装備しています。
 また、カスタムのアナログIQ信号入力に対応するIQ変調オプションでベクトル変調も可能です。下限周波数は9KHzとなっていることから、EMC評価試験にも対応できます。
 6.5インチ大型ディスプレイを標準装備し、ディスプレイのソフトキーは英語、日本語を含むマルチ言語に対応しています。USBインタフェースを標準装備し、USBメモリから設定ファイルをダウンロードしたり、バーチャル・パネル・ソフトウェアを介してPCからの操作を行なったりすることもできます。プログラミング制御にはSCPIコマンドに対応しています。

*主な仕様
 - 周波数レンジ:9KHz~3GHz
 - 出力:- 127~ +13dBm
 - SSB位相雑音: -95dBc/Hz (Fc = 1GHz、20KHzオフセット時)
 - AM・FM・φM・パルス変調
 - IQ変調オプション
 - USB標準装備

販売方針
*目標市場:研究開発部門の予備機、無線通信を搭載した民生機器の量産試験、教育用途、サービス&メンテナンスなど
*販売価格(発表日時点での参考価格です): 874,165円から
*販売開始日: 本日
*出荷開始時期: 2007年4月予定


お客様からのお問い合わせ先:
 計測お客様窓口 電話:0120-421-345

アジレント・テクノロジーについて
 アジレント・テクノロジー(NYSE:A)は、コミュニケーション、エレクトロニクス、ライフサイエンス、化学分析市場における世界のプレミア・メジャメント・カンパニーであり、またテクノロジー・リーダーでもあります。19000名の従業員を擁し、110カ国以上でビジネスを展開しています。アジレントは、2006年度、50億ドルの売上高を達成しました。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
 http://www.agilent.co.jp

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