大阪ガス、サハリンIIプロジェクトのLNG購入に関する「主要条件覚書」を締結
サハリンIIプロジェクトからのLNG購入に関する
「主要条件覚書」の締結について
大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)は、2月8日、サハリンIIプロジェクトにおいて生産される液化天然ガス(LNG)の売買について、売主であるサハリン・エナジー・インベストメント社との「主要条件覚書(HOA:Heads of Agreement)」に調印いたしました。
今回の契約内容は、当社のLNG調達の安定性向上に大きく寄与するもので、契約期間は23年間となっています。ロシア連邦からのLNG購入は、当社にとって初めてとなります。
サハリンIIプロジェクトは、ロシア連邦サハリン州プリゴロドノエ基地(最大生産能力約960万トン/年)から生産されるLNGを、日本を中心とした環太平洋市場に供給する予定です。
主要条件覚書の概要は以下の通りです。なお、今後、売主と売買契約書の締結に向けた交渉を行う予定です。
◇主要条件覚書の概要
(1)売 主 :サハリン・エナジー・インベストメント社
(2)買 主 :大阪ガス株式会社
(3)契約期間:平成20年度から23年間
(4)契約数量:約20万トン/年
(5)受渡条件:本船渡し(FOB)
*本船渡し:買主が輸送船を手配し、出荷基地で引取ったLNGを受入基地まで輸送
◇サハリン・エナジー・インベストメント社の概要
会社名 Sakhalin Energy Investment Company Ltd.
所在地 ロシア連邦サハリン州ユジノサハリンスク市
代表者 Ian Craig (イアン・クレイグ)
株主構成 シェル・サハリン・ホールディングスB.V. 55%
(ロイヤル・ダッチ/シェル子会社)
ミツイ・サハリン・ホールディングスB.V. 25%
(三井物産株式会社子会社)
ダイヤモンド・ガス・サハリンB.V. 20%
(三菱商事株式会社子会社)
◇サハリンIIプロジェクト関連位置図
添付資料をご参照ください。
◇当社の概要
会社名 大阪ガス株式会社
所在地 大阪市中央区平野町4-1-2
社 長 芝野 博文
LNG輸入先(万トン・2005年度実績)
ブルネイ(83)、インドネシア(288)、オーストラリア(104)、マレーシア(94)、カタール(42)、オマーン(68)
合計 約679万トン
以 上