TVバンク、P2P技術ベースの多人数同時動画配信システムで受託配信サービスを開始
P2P(ピア・ツー・ピア)技術をベースとした多人数同時動画配信システム「BBブロードキャスト」による受託配信サービスを開始
~第一弾として「TBS BooBo BOX」の無料ライブ配信に採用~
TVバンク株式会社ソフトバンクグループのTVバンク株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:孫正義、以下 TVバンク)は、P2P(ピア・ツー・ピア)技術をベースとした、多人数同時動画配信システム「BBブロードキャスト」による受託配信サービスを開始します。インターネット上で動画コンテンツを配信する事業者に対して同配信システムを提供し、数万人規模の多人数に向けた動画コンテンツの同時配信を支援します。第一弾として、TBSが運営するインターネット有料動画配信サービス「TBS BooBo BOX」(http://www.tbs.co.jp/bbbox/)での採用が決定しました。同サービスでは、2007年2 月11 日午前9時から「BBブロードキャスト」を使ったライブ配信(Windows Media Player 768kbps)を行います。
「BBブロードキャスト」は、TVバンクとソフトバンクグループ傘下のRoxbeam Media Network Corporationが共同で開発した多人数同時動画配信システムです。オーバーレイマルチキャストと呼ばれるP2P技術をベースとしており、各ユーザーのパソコンが他のパソコンと接続し、サーバーから送信されたデータを次々と相互に転送し合うことで、ネットワークへの負荷を分散しつつ特定の多人数に同時に高画質の動画コンテンツを配信することができます。すでに、ヤフー株式会社が提供する動画コンテンツポータル「Yahoo!動画」(http://streaming.yahoo.co.jp/)において同システムを使った各種動画コンテンツの配信が行われており、過去のイベントにおいて、最大同時視聴者数約4万9千人、総視聴者数約12万人の実績を有しています。
今後、TVバンクでは、「BBブロードキャスト」の機能向上を図りつつ、国内外のテレビ局をはじめ、インターネット上で動画コンテンツを配信する事業者に向けて、積極的に受託配信サービスの提案を行ってまいります。
以 上