CSKホールディングス、地銀の証券ビジネス拡大支援で証券会社を設立
地域金融機関向け証券会社「CSK-RB証券」設立に関するお知らせ
CSKグループは、従来のITサービスプロバイダーの枠組みを超え、新たな価値観に基づくサービスを創出する「ITの強みを活かしたサービスプロバイダー」へと事業構造の転換を進めています。
今般、グループの戦略事業分野のひとつである「金融分野」において、証券総合サービスの提供により地域金融機関の証券ビジネス拡大に貢献することを目的としたCSK-RB証券株式会社を当社100%出資により設立いたしました。また、同社は2月7日に証券取引法第28条の2に基づき、証券業登録にかかる申請書を関東財務局に提出いたしました。
1.設立の背景
昨今の個人投資家の動きや投資信託純資産額の急激な増加を見ると、金融改革プログラムによる「貯蓄から投資へ」の流れは本格化し、個人の資産運用にリスク許容の考え方が着実に浸透していると思われます。
地域での市場仲介者の要と考えられる地域金融機関においては、金融商品取引法の施行、株式の電子化に代表される今後の制度面の変更などにより、証券ビジネスを中心とした総合金融サービス提供への本格的な取り組みを加速させるものと考えております。
2.設立の目的
CSK-RB証券株式会社は、証券総合サービスの提供により地域金融機関の証券ビジネス拡大に貢献することを目的としています。
地域金融機関の証券子会社の設立支援に始まり、商品企画・商品供給や営業支援・教育支援、さらにはCSKグループの現行の証券業向けサービスである証券システム、証券事務、投資情報を一元的に取りまとめて提供いたします。また、従来CSKグループはIT分野を中心に金融機関との間で信頼関係を築いてきましたが、地域金融機関にとって重要性の高い証券ビジネスという事業そのものに全面的に関わることで、より安定的かつ相互にとって有益な協力関係の構築を目指します。
3.会社概要
(1) 商号 : CSK-RB証券株式会社
(2) 事業内容 : 証券取引法に基づく証券業
(3) 設立日 : 平成19年1月17日
(4) 所在地 : 東京都中央区日本橋本町二丁目4番1号
(5) 資本金 : 450百万円
(6) 代表者 : 代表取締役社長 廣田光次
(7) 加入する協会: 日本証券業協会(予定)
(8) 加入する基金: 日本投資者保護基金(予定)
(9) 当社との資本関係、人的関係、取引関係
資本関係: 当社出資比率100%
人的関係: 当社の役職員が取締役、監査役として兼務いたします
取引関係: 該当事項はありません
4.業績に与える影響
CSK-RB証券株式会社の設立および証券業登録申請が当社の業績に与える影響は軽微であります。
5.その他
CSK-RB証券株式会社より証券業登録申請書を関東財務局に提出いたしましたが、現時点において同社の証券業登録が承認されることを保証するものではありません。
以上